Lovely Xmas【緑】

番外編�� Last ページ28

小「来たでー？」

「お、おん」







う、緊張する…
こんなんでようAに告れなん言えたな…


そんなときに思い出した藤井の言葉。


“緊張せんと！リラックス！”


そうやん。リラックスせんと…。








小「話って何？」


「し、真剣に聞いてほしいねんけど…
私、小瀧のこと…」


小「ちょ、ストップ！」

「えっ、」







何か察したのか、いきなりあたふたし始めた。


私、まずいこと言うた？







小「ずっと前から、友香のことが好きやった。
俺の、彼女になってくれませんか！」


「え、う、嘘やん」







信じられない、両想いってこと？







小「やっ、と言えた… なぁ、友香！」

「ん？なに、…っえ、」

小「んふふ。ずっとこうしたかってん。
俺な、友香のこと好きやで！」








好きな人と両想いになるって、
こんなに幸せなんや…








藤「おめでと。望、友香」

「藤井？な、んで、」


小「おおきに。
それより、流星、言わんでええの？」







知ってたの？望の想い。


そんなの、つらいやろ。
つらいって言ってや。

私だけ幸せになんて、なれへんやんか。







藤「なぁ、友香。
ワガママ一つだけ聞いてって言ったやん？
あれさ、ワガママ決まった。

俺、友香が好き。せやから、俺を振って」


「え、」


藤「もうきっぱり諦めるから。
友香は望の、やろ？やから、俺を振って？」

「…藤井。私、小瀧が好き。ごめん」

藤「ん、すっきりした」


「でも、これからも友達やからね？」

藤「え、ええの？」


「もちろん。やって藤井は、
望の親友であって私の友達、やろ？」


小「い、今望って…」


「ええやん！彼女なんやし」



藤「ふっ、せやな。望、友香泣かせんなや？
もし泣かせたら俺が奪うから」

小「泣かせへんしー。
友香は流星なんかに奪わせませーん！笑」


「「「笑笑」」」







望、大好きやで。

望も藤井も、これからも、よろしくね。






番外編〜友香side〜

___Fin

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