Lovely…20 ページ20
神山side
バックからプレゼントを取り出す。
そして彼女に近づいて、
一つは首につけてあげる。
「目、開けてええよ」
『?』
鎖骨が少しひんやりしたのか、
彼女が首元に視線を移す。
そして、想像通りのリアクション。
『うそ、』
「俺からのクリスマスプレゼントの一つ」
「お揃い」って言って、
自分の首から半分のかけらを取り出す。
「くっつけるとハートになるペアネックレス。
A、ちらほらネットで見てたから」
『気づいてたの?』
「見てたのとはちょっとデザイン違うけど」
『っ、嬉しい。ありがとう!』
ショーウィンドウに映る君の笑顔。
それが、何よりも綺麗で、可愛いくて。
いつもとは違う感覚に
少し、ほんの少しだけ戸惑う。
だって、こんなA、初めてやもん。
「でもそれ、プレゼントのうちの一つやから」
『へ?まだあるの…?』
「本当に渡したいのは、」
そういって、
赤いリボンで結ばれた小さい箱を見る。
喜んでほしい、な。
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凛憧(プロフ) - mさん» ご愛読、ありがとうございました! (2017年8月10日 13時) (レス) id: ba266bdcdc (このIDを非表示/違反報告)
m - 完結おめでとうございます!!凄く素敵な作品でした(*´ ˘ `*) (2017年8月10日 12時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
m - すごく面白そうな作品ですね!更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 17時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜憧 | 作成日時:2017年7月31日 8時