会話 ページ46
_「お食事はどうされますか?」
ディーノ「ああ。頼む。」
リ「俺はエスプレッソだけでいいぞ。」
ロマーリオ「では私も。」
A「…私はダージリンストレートで。」
「かしこまりました。」と、メイドさんの格好をした女性が奥へ消えていった。
なんか、私の想像してた飛行機の中と違うんだけど。
リボーンくんの隣の席になるのは分かってたけど、向かい合う形でディーノさんたちも座ってるなんて思いもしなかったし、私たち以外に客いないし。
……もしかして専用?
空港のゲートも専用通路みたいなところ通っていったし。
ま、マフィアってすごいなぁ。
リ「A、ねむくねーか?」
A「あ、うん。そんなに。」
リ「なら膝貸してくれ。」
…膝まくらか。
…まあいいけど。
A「お好きにどうぞ。」
リ「本当か?」
A「はやく寝て??」
お好きにどうぞって、膝はご自由にって意味だから。
なんでもしていいよって意味じゃないから。
リボーンくんが私の膝をまくらにすると、数秒後にはすぴーっと鼻提灯をつけて寝ていた。
どこでも寝れるってすごいな。
ディーノ「たく、さっきエスプレッソ頼んでたのに。」
ロマーリオ「よっぽど眠かったんでしょうなぁ。」
ディーノさんもあきれ気味にそう言って、ロマーリオさんは苦笑いを浮かべた。
「失礼いたします。」
先ほどのメイドさんがさっき頼んだものを運んでくれた。
メイドさんとか初めて見たけど、驚いてたらキリないよね。きっと。
A「あのー。ディーノさん。」
ディーノ「ん?」
A「ボンゴレ9代目って、怖いですか?」
ディーノ「9代目?!あ…!え、まさかリボーンのやつが会うって言ったのか?」
何の気なしに私が尋ねると、その9代目さんはよほどやばい人なのかディーノさんが驚いていた。
マフィアのドンなんだよね。
そりゃ日本に住むただの一般人が挨拶しに行くって想像つかないよね。
コクリと頷くと、盛大にため息をついた。
ディーノ「9代目は歴代の中でもかなりの穏健派だ。だからいきなり会って殺されるとか、何か言われることはねーと思う。」
A「そうなんですね…。」
まあ、そりゃそうか。
いきなり殺そうとしたりする過激な人だったら、リボーンくんが避けるかも。
451人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リドル(プロフ) - まくすうぇるさん» いやいやそっちの方が合ってます!幼なじみじゃなくて腐れ縁ですね…。また時間ある時に修正しときますね! (2021年7月13日 17時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 「最強」に出てくるディーノの話です。流れからして言っているのはスクアーロかと思いまして。違う事を言っていたら申し訳ないです (2021年7月13日 17時) (レス) id: db51d70f74 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - まくすうぇるさん» すみません、どこのお話か教えていだけますか? (2021年7月13日 16時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 学校は一緒でも、二人って幼馴染でしたっけ… (2021年7月12日 13時) (レス) id: db51d70f74 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - 撫子さん» 久々の投稿でめっちゃ見返したんですが面白かったなら良かったです!応援ありがとうございます! (2020年8月9日 10時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リドル | 作成日時:2019年8月14日 23時