3/赤ちゃんに外堀を埋められる【REBORN】

自信 ページ28

A「リボーンくん、言っとくけど占いは占いだから。ランキングなんて、しいて上げれば…程度のことだから。」


とか言って恐らく気にもしないだろう。
なのでリボーンくんに念のために言った。
今更言ったところで……

なんてのはもうほっといてほしい。


リ「完全に嫌いよりはマシじゃねーか。」


テクテクと帰路につく私の横を平行して、なぜか一緒に下校しているリボーンくんがそう言った。

この男、なぜこうも極端な思考しかできないんだ。
完全に嫌いなわけじゃない、もちろん。

というか、そんなこと占いでもランキングでもしなくとも分かるだろう。
嫌いだったらまず怒ってるからさ。


リ「だが、おめーは最初よりも確実に俺のことが好きなはずだぞ。」

A「なんでそんなに自信満々なの…。」


出会った時から思ってたけど、なんというか…自分のこと格好いい？とか思ってない？

気のせい？

確実に俺はお前のことを手に入れる自信がある。という確信の元に行動してるような…

そうつまり、最初も言ったけどリボーンくんにはなんか自信満々で…迷いがない。


リ「んなもん性格だ。」

A「あー、ハイ。なるほど…。」


俺が俺だから失恋するわけねーだろ。みたいなやつですか。さいですか。

まあ、誇り持ってるよねうん。


A「…ん？ならなんでランキングしてんの？」

リ「手段だ。」


意味がわかりません。

リボーンくんが何考えて行動してんのか分かんない。
掴めない人っていうか、何か思うとこでもあんのかな。



━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━




リ「そーいやAは気にならねーか？」

A「全然。」

リ「…まだ何も言ってねーぞ。」

前日準備→←好み

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す