**真響 ページ42
炭治郎 「あぁっ....匂いは風上.....先頭車両にいるっ....」
確かに....先頭車両の方から嫌な気配がする....
でも.....
スミレ 「後方車両からも微かだけど嫌な気配がするっ.....炭治郎、私は後方車両へ行ってくる」
炭治郎 「わかった....禰豆子は来るな!!危ないから待ってろ!!みんなを起こせ!」
私と炭治郎は電車の上に飛び乗り
私は後方、炭治郎は先頭へ移動した
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〜後方車両〜
スミレ 「.....!!」
後方車両に....人影が見えた
真響 「あら?まさかあなたから私の方に来てくれるなんて....やっぱり私って付いているのね?」
後方車両にいたのは、女のきれいな鬼だった
スミレ 「私たちに夢を見せていた鬼は貴方?」
真響 「違うわ、私の弟の血鬼術よ。あんな出来損ないの弟に頼むのもいやなんだけどね?あのお方と坊ちゃんの為だからねぇ?」
スミレ 「弟....」
やっぱり鬼は2体いるっ.....
炭治郎の方に夢を見させている鬼がいるんだっ.....
真響 「私はあなたを迎えに来たのよ....さぁ、共に坊ちゃんの所へ行きましょう!!」
両手を広げて嬉しそうに言った
この鬼は....湊がよこした刺客か.....
スミレ 「残念だけど、私は付いていく気なんてない。湊を殺して弟の仇を取り、この血鬼術を解いてもらうのよ」
真響 「何が不満なのかしら?あんなすばらしい坊ちゃんがあなたを欲しているのよ?こんなにも光栄なことはないわ!!」
スミレ 「.....子供には興味ないの」
アキオを殺した鬼なんかと一緒にいるつもりはないし。そもそも私は年上の人の方が...
って、こんな時に何考えているんだろう
真響 「まぁいいわ、無理矢理連れて行けばいいだけの話だから!!」
スミレ 「っ......」
くるっ....
そう思って刀を構えたとき
真響 「........」
スミレ 「......?」
女鬼は動く気配がない....
目を閉じて、両手を広げているだけだ
だったら....こっちから攻撃するのみっ....!!
スミレ 「涙の呼吸・壱ノ型....涙川!!!」
ピクリとも動かない鬼に向かって刀を振った瞬間
真響 「♪〜〜♪〜〜!!!」
スミレ 「っ.....!?」
突然、女鬼が歌いだした
その歌声はとてもきれいなのに....耳が痛くなる
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童磨(プロフ) - 真響と魘夢が救われてよかった泣原作だと魘夢は救いなかったが真響がいたおかげで救いがあった。゚(゚´Д`゚)゚。パート4も頑張ってください! (2022年12月11日 17時) (レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - とっても面白いです!!!頑張ってください!!! (2022年9月9日 17時) (レス) @page30 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - すみませんこの物語はカナヲちゃんは出ますか?いくら漫画沿いでもオリジナルキャラと結ばれたら駄目ですよまあ結ばれない結果ならいいですが (2022年5月29日 17時) (レス) @page9 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年4月30日 16時