**好きな人 ページ14
私とカナヲちゃんは縁側で2人で並ぶように座った
カナヲ 「..........」
スミレ 「..........」
せっかくカナヲちゃんと話せるのに何を話そう.....
ていうか、私なんでカナヲちゃんとこんなに話したかったけ?←(強さの秘訣を知りたかったことを忘れています)
スミレ 「かっ...カナヲちゃんはさ!どうしてコインを投げていろいろ決めてるの?」
カナヲ 「どうでもいいの全部どうでもいいから自分で決められないの」
スミレ 「だから....コインで投げて決めてるってこと?」
カナヲ 「.......(コクン」
カナヲちゃんはうなずいた
スミレ 「..........」
生まれつきそんな考えを持つ人なんていない.....
きっとカナヲちゃんには過去にこんな考えを持ってしまうような出来事があったんだろうね.....
そんな時ってどういえばいいのかな.....
私の場合はどうやって母の死から立ち直ったんだろう
炭治郎 『スミレっ.....!!』
炭治郎 『大丈夫だスミレ!オレがそばにいてスミレを守る!スミレは一人じゃないんだ!』
炭治郎......
スミレ 「そうだ!」
カナヲ 「.....??」
カナヲちゃんは不思議そうに私の顔を見た
スミレ 「私ね、大好きなお母さんが死んじゃったんだ......その時の記憶だけはないんだけど.....私が今こうして笑っていられるのは好きな人がいるから....」
カナヲ 「好きな....人....」
スミレ 「うん、私ね....大好きな人がいるんだ....その人はね、傷ついた私の傍にずっといてくれたんだ.....だから今の私がある」
カナヲ 「........」
スミレ 「だからカナヲちゃんも好きな人が出来ればきっと変れるよ!!」
カナヲ 「.......!!!」
スミレ 「といっても.....好きな人なんてそう簡単にできるものじゃないけどさ....」
そう....簡単じゃない....でも私は炭治郎を好きになった
そうだねっ....強くなるよりも、カナヲちゃんに勝つことよりも、愛する人ができる方が何倍も難しいよね!!
私にはそれができたんだから.....カナヲちゃんにも勝てるっ!!
スミレ 「ありがとうカナヲちゃん!私いろいろわかった気がするっ!!早速回復訓練を始めなきゃ!!カナヲちゃんも早く来てね!!」
そう言ってスミレは走り去った
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童磨(プロフ) - 真響と魘夢が救われてよかった泣原作だと魘夢は救いなかったが真響がいたおかげで救いがあった。゚(゚´Д`゚)゚。パート4も頑張ってください! (2022年12月11日 17時) (レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - とっても面白いです!!!頑張ってください!!! (2022年9月9日 17時) (レス) @page30 id: e04f466ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - すみませんこの物語はカナヲちゃんは出ますか?いくら漫画沿いでもオリジナルキャラと結ばれたら駄目ですよまあ結ばれない結果ならいいですが (2022年5月29日 17時) (レス) @page9 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2022年4月30日 16時