隠し事 ページ38
「リドルぅぅぅぅ!!!!この!ゴキブリみたいな触覚生やしやがって!!どっから生えてやがる!!」
「ブッ……!?……フフッ……ご、ゴキブリみたいな触覚……!本人に聞かれたら……ふふ……首をはねられますよ……?」
「だって!ゴキブリじゃねぇかこんなん!!描きにくいなぁ!!」
「そんなに文句言うくらいなら描かなきゃいーじゃん。テトラちゃん、馬鹿だなぁ」
「だって!顔が!リドル君顔描けたんだもん!」
「おや……妬けてしまいますね」
「クソっ!もう制服にしてやる!」
「頑張れ、テトラちゃんっ!」
「……てか、何でお前らに見られてんの?」
「おや?いけませんか?」
「恥ずかしいし、下手だから見ないでよ……」
「えー?オレ達より上手いじゃん」
「Aさんの絵、僕は好きですよ。可愛らしいので」
「僕は描いてもらいましたので満足です。本当に可愛らしい絵柄なんですよ」
「……勝手に見るなよ」
「つかアズールだけズルくね?オレも描いてよぉ」
「ヤダ」
「僕もダメでしょうか?」
「無理。イケメン描けない」
「男顔だと四苦八苦しているようですし……無理にはやめておきなさい」
「うん。タレ目も苦手」
「ケチんぼ〜」
「まぁまぁ、フロイド。無理をさせてはいけませんよ」
「んー……まぁ仕方ねーから、許してあげる」
「……ところでAさん」
「んー?」
「……最近、何処か不調などはありませんでしたか?」
「え?うーん……心臓が痛む事が時々あるくらいかなぁ……」
「……成程」
「何で?」
「テトラちゃん、人間だけど、人間じゃなくなってるっぽいんだけど」
「は?」
「フロイド。余計な事は言わなくて結構です」
「余計な事じゃなくね?アズール、まさかテトラちゃんに言ってねーの?」
「待って、フロちゃんどういう事?」
「どういうも何もさ──」
「言わなくていい!」
「アズ、何隠してんの?」
「……あなたは知らなくて良い」
「ジェイ君、何か知ってんの?」
「そうですね……知ってると言えば──」
「ジェイド、フロイド。自室に戻りなさい」
「あんまりですよ、アズール」
「そーだよ。アズールが説明しないなら──」
「やめろ!!!」
「「っ!?」」
「……戻りなさい。三度目はありませんよ」
「……フロイド。行きましょう」
「……わかったよ……出りゃ良いんだろ……」
「…………アズ、何隠してんの?私、どうなってんの?」
「……はぁ……わかりました。説明しましょう」
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とある誰かの作品倉庫(プロフ) - 茨の國のぼっちさん» ありがとうございます!!!もう願望詰め放題パラダイス(???)な自己満作品なのですが、喜んで頂けて泣いて喜んでおります!!(セベクボイス)結構お話も長いと思いますので、ぜひ、ご自分に合ったペースで読み進めて頂けると幸いです(笑) (2021年5月6日 20時) (レス) id: ba04661380 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち(プロフ) - この作品にすごくハマりました!夢主とアズールの性格と、糖度が好きすぎます!一気に読んだらすぐ終わっちゃうので、一日頑張ったご褒美に読んでますw (2021年5月6日 18時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とある誰かの作品倉庫 | 作成日時:2020年12月24日 9時