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木村side
インターホンを押すと気分とは真逆の明るい音が鳴る。
江口「安元さーん！江口ですー！」
コイツ声デカイな。
木村「木村良平です！」
と、俺も負けないように声を出す。
……出るか？
と、少し緊張した空気に包まれた時。
ガチャリとドアが開いた。
安元「……よぉ。」
江口「安元さん！」
安元「おわっ?!」
突然江口が安元さんに抱きつく。
江口「安元ざーん”！」
と、玄関で色々やってたが。
木村「はい、失礼しまーす。」
普通に入ったよ(
＊
安元side
江口「熱”っ!」
木村「お前馬鹿っ！熱っ?!」
江口「いっひひひw」
カレー作るとか言ってたけど。
…大丈夫かコイツら。
今更スマホの電源を付けて見ると、江口からはやっぱちゃんと連絡があった。
前もこんな事あったな。
他にも遊佐さんや小野坂さんからも電話が来ていた。
……………申し訳ねぇな。
安元「あ〜…寝み。」
江口「寝れてないんですか？」
安元「え。」
気付いたら江口が後ろにいた。
なんだコイツ、怖ぇな。
江口「出来るまでまだ少し時間があるので寝ててください。」
安元「え、大丈夫…」
江口「そう言わずに。」
安元「……じゃあ。」
と言われたので、俺はその場に寝転んだ。
寝転んだら、だんだん眠くなってきた訳で。
しかも横に江口が居るのが安心できたのか、自分でもびっくりするくらいすんなり寝れた。
＊
木村「寝た？」
江口「寝ました。」
江口は眼鏡をつけたまま寝てしまった安元の眼鏡をそっと取る。
そしてそっと置く。
江口「木村さん、ご飯後何分ですか？」
木村「まだまだ30分。」
江口「じゃあ下準備の続きしますか。」
木村「よっしゃ。」
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作者名：糸丸子 | 作成日時：2021年8月19日 9時
