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Aside
「この作品、歌うんですね。」
オープニングとエンディングが声優さんが歌うタイプのアニメのようで。
まぁ、私は歌わないんですけど。
ス「はい。なので神家さんは待機しておいて下さい。」
「はーい。」
と言われて私は少し狭めの部屋に待機となった。
その部屋には。
「あれ、木村さんって歌わないんですか？」
木村昴さんがコーラを飲みながらスマホをいじってた。
木村さんはこの作品で初めての共演である。
でも、木村さんって［ラップ・歌う人・コーラ］ってイメージあったし…。
木村「いやね、僕もびっくりですよ！歌いたかったですね！」
と豪快に笑う。
木村「そういえば神家さんって歌うイメージないですね。」
「木村さん、歌う仕事が来ないのよ。」
木村「おっ、5・7・5！」
「あっホントだ!!」
「「wwwwwwwww」」
木村「えっ、神家さん面白ーい。連絡先交換しません？」
「あ、是非是非。」
バーコードで連絡先を交換しながら木村さんは私に聞く。
木村「てか神家さんってお幾つですか？」
「30です。」
木村「嘘でしょ?!もっと若く見える。俺31歳。」
「せんぱーい！」
木村「www」
やばい、木村さん面白い。
その時、ブーブーとバイブレーションが鳴った。
「私ですね。ちょっとすいません。」
木村「はーい。」
私は部屋の外に出て電話に出た。
「もしも」
舞「あぁぁぁぁぁ！」
江口「起きろぉぉぉ！舞ちゃぁぁぁん！」
安元「うるせぇ！あっはっはっはw！」
悠木「…………助けて。」
「何があったんですか？」
悠木「田中舞、江口拓也、安元洋貴……酔いました。」
「安元さんも……?!てか碧さんは大丈夫何ですか？」
悠木「全っ然酔ってない。てか酔えない。」
「…………仕事終わったらそっち行きます。いつ終わるか分かりませんけど。」
悠木「あっ、仕事中だった？ごめん。」
「今待機中なんで大丈夫です。」
私は碧さんに居酒屋の場所を教えてもらい、電話を切った。
「………ふぅ。」
木村「…………大丈夫？」
「…………いやぁ…？」
大丈夫かなぁ…。
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作者名：糸丸子 | 作成日時：2021年8月19日 9時
