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テヒョンくんは、ゆっくりと沢くんを見て、
それからAを見て
「こんにちは。いらっしゃいませ。」
いつもの穏やかな声で、それだけ言った。
オーナーから出されたコーヒーを飲みながら、
「うまっ。」
と呟く沢くんの目はひたすらテヒョンくんから離れない。
ちょっとやめて、そんなに見ないで。
というAの思いは届かず
「店員さん、店員さん。」
手招きをしながらテヒョンくんを呼びつける。
「店員さん、Aさんと仲良いですよね?」
何の脈絡も無い質問に、
テヒョンくんは特に動じることも無く
「はい。」
頷いた。
あ、そこ、肯定してくれるんだ、
Aはなんとなくほっとする。
「俺も仲良くしてるんだけど、今は男友達として。
店員さんも、"ただの"男友達なんですよね?」
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ぽるこ(プロフ) - kimnaaさん» ありがとうございます!3を更新中ですのでまたよろしくお願いします。楽しみにして頂き嬉しいです。 (2018年12月11日 18時) (レス) id: 0ba6c9eae1 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - すごく素敵です…3が楽しみです(*^ω^*) (2018年12月10日 17時) (レス) id: 36d5fb4cd3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽるこ(プロフ) - あすかさん» 綺麗と言って頂き、とても嬉しいです。これからもふとした時に読みたくなるような話を書けるようにしたいと思っています。また続きも是非読まれてくださーい! (2018年12月7日 23時) (レス) id: 0ba6c9eae1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽるこ(プロフ) - 紫雫さん» はじめまして。こちらで初めてお話を作らせてもらい、こうやって読んでくださる方がいて嬉しいです。素敵な感想をありがとうございます!とても励みになります。 (2018年12月7日 23時) (レス) id: 0ba6c9eae1 (このIDを非表示/違反報告)
紫雫(プロフ) - はじめまして。ぽるこさんのお話はじめて拝見させていただきました。引き込まれてあっと言う間にでした…更新楽しみにお待ちしてます! (2018年12月7日 8時) (レス) id: bf8665b816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽるこ | 作成日時:2018年11月26日 1時