8. 本日のメイン O side ページ10
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翔くんと相葉ちゃん・松潤が警視庁にお仕事しに行ったから、おれとカズも喫茶店の開店準備を始めた。
喫茶店は、おれたちが住んでる家の表にある。
もちろん、家と行き来できるよ！
「カズ〜！今日はなに作る〜？」
キッチンから、テーブルを拭いているカズに聞く。
この喫茶店は、日に日に売ってるものが違うんだ。
パンを売ってる日もあれば〜、和食定食を売ってる日もあるの！ あ、もちろん洋食定食もあるよ！！
その日の気分とか、おれたちが作りたい！って思ったものを作ってるの〜。 まぁ、ほとんどが気分だよね！
あとたまーに、本当にたまーに、絵とか音楽が売ってる。
おれとカズが作ったものだけどね？(笑)
「ん〜、、フレンチトーストとかは？？最近やってなかったし、作りたい気分なんだよね〜」
「あ〜、いいね！アイスとか乗っけてさ〜」
「いいじゃん！でもアイスって数に限りがあるよね…」
あ、数のこと…考えてなかった、、、。
「じゃ、先着何名様って決めちゃう？」
「そうだね！そうしよう！」
「…あなた、絶対考えてなかったね…」
あはは…、カズにバレちゃった、、。
そんな話をしながら、開店準備にはいる。
他の人からみたら大丈夫？って心配されちゃうかもしれないけど、これがいつものおれらなんだ。
テーブルを拭き終わったカズがこっちにきた。
「あ！そうだ、リーダー。今日の音楽は何にする？」
カズは毎日のようにこの質問をおれにしてくる。
どうしてって？ おれがカズの音楽が大好きだから！
喫茶店で流れてる音楽は、おれの好みでいつも決めてる。
それがわかってるからカズは、毎日同じようにおれに聞いてくるんだ。
「ん〜、じゃあね、あれがいい！『虹』！！」
「んふふ。あなた、虹好きだね〜」
呆れたように言うのに、本当は嬉しいカズ。
そうゆーところが可愛いんだよね〜！
「カズ、嬉しいって漏れてるよ(笑)」
「いいじゃん！別に今は漏れてたって〜！」
そう言うカズだけどね？嬉しいってことは否定してないの
バレバレだね〜！ つまり、お互いさまだ！
笑いを隠せないおれにカズは、頬を膨らませ不機嫌そうに言ってきた。
「…準備、さっさとしましょ！」
「ごめんごめん(笑)」
そーゆーとこも可愛らしいってこと、本人は無意識にやってるんだから、すごいよね〜(笑)
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作者名：華美月 x他1人 | 作成日時：2022年10月1日 23時
