32 ページ32
蒼太「…嬉しい」
「え？」
蒼太は階段をおりて、私に抱きついてきたのだ。
「はぁ！？ちょ！」
蒼太「やっぱりお姉さん面白い」
蒼太は私の背中回した手で、私の背中をなぞった。
「…んやぁっ！」
蒼太「ふふっ、くすぐったい？」
「な、何してんの…」
蒼太は私の耳元に近づいて囁いた。
蒼太「…俺もお姉さんの事知りたいな？色々と」
色々…って
「この、えろガキ…」
蒼太「…お姉さんだって、拒まないじゃん？」
私…なんだかおかしいんだ。
蒼太「…頑固なお姉さんをぶっ壊して、俺のものにするの…楽しみだな〜」
蒼太に見つめられた。
なんで…こんなに胸がドキドキして、顔が赤くなって…どうしようもなく
嬉しいんだろう
「…壊してよ、やれるもんならね」
蒼太「…上等」
蒼太は私の腕を引っ張り、部屋に向かった。
この後の展開は分かってる。
分かってついて行ってる。
高校の時にあんなとこがあったのに
恋なんてしないのに
少しだけ…蒼太を信じてみたくなった。
もしかしたら、蒼太とだったら
変われるのかもしれない…そう思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲羅(プロフ) - ずっと待ってます！頑張ってください！ (2020年11月26日 19時) (
レス) id: 48e52be5f7 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 了解です！ いつも素敵な作品をありがとうございます(*´ω｀*) (2020年11月26日 0時) (レス) id: b8ba54da77 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 了解でっす！いつでも待ってます！！ (2020年11月26日 0時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
あんなつ♪(プロフ) - すっごく好きです！！頑張ってください！ (2020年11月1日 22時) (レス) id: 2efed111d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セピ
| 作成日時：2020年10月17日 17時
