あくまで恋じゃない【名前変換オリジナル】

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それから、蒼太は最低限私と話さなくなった。




「…蒼太、バイト行ってくる」


蒼太「…行ってらっしゃい」








おはよう、おやすみ、行ってきます

そんだけの会話の日常が、どうしてもしっくり来ない
あんなにちょっかい出してきたくせに

急に言うことを聞くなんて、瑠璃ちゃんと蒼太は何があったのよ









母「椎奈！あんた蒼太くんと何かあった？」



「いや…なんも」


母「そう？最近なんか2人とも静かだから」




「…そうなんだ」





周りにはそう見えるんだ、私たち








――――――



愛梨「はぁぁぁああ」


「何よ、ため息着いたりして」


愛梨「またいい男逃したよォ」




「…懲りないなー、諦めようって思わないの？」




愛梨「ううん！これは自分の幸せのためだよ！」







幸せ…ね



「でも、彼氏がいるから幸せって言うのかな？」





愛梨「んー、分かんないけど私はいつも、大好きな人と一緒にいたいって気持ちだからね！」





…愛梨にしてはいい顔すんじゃん







愛梨「椎奈はどんな人がタイプなの？」







「私！？」






愛梨「そ！理想を追い続けたいじゃん！？」




そ、そうなのか…









「えーと、安心感があって私の強がりも何もかも受け入れて、ぶっ壊してくれる人…かな」





愛梨「なにこれ！椎奈らしい！！」

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