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いつから仲が悪いのかというと、覚えてない



『とにかく私はあなたの評判を悪くしようとはしてないので御安心を

それじゃ』



私の父は警視総監、母は元トップアイドル



父は茶道家元と旧華族との間に出来た次男坊



母は皇族と元ハリウッド女優との間に出来た三兄妹の末っ子



両親はどこかで開かれたパーティーで運命の出会いをした



そして私はその2人の間に出来た一人娘なのだ



いわば親ガチャ成功で人生薔薇色生活。私はそうは思わないが



私は母親以外、自分の家族が苦手だ




嫌いでは無い。むしろ私にはとてつもなく甘い。父は嫌いだけどね



ただお互いの家が顔を見合わせればどの家を継ぐのかとか、婚約者だとか、そんな話ばっかだ



私はそんなのいらない。自由にさせてくれればいい




『あ、雨』




警察署から出ると晴れだった天気が雨だった




「あ〜。雨」



近くから幼い声がした。見てみるとコナンくんたちと同じぐらいの背の男の子だった



『君こんなとこで何してるの?』



「お父さんの忘れ物を届けに来たの!」



『お父さんは警察の人?』



「うん!僕のお父さんね、強くてかっこいいの!僕も将来あぁなるんだ!」



『そっか。いい夢だね』



私は小さい男の子に持っていた折り畳み傘を渡した



「いいの?」



『うん。気をつけて帰るんだよ』



「ありがとう!」



そう言って少年は行ってしまった



「こんな所で何をしてるんですか?」



『ふ、ふる…ん"ん"。安室さん!』



降谷「何をしてるんですか?」



『帰ろうと思ったら雨が降ってきたので止むのを待とうかと』



降谷「でも今日はこの後からずっと雨ですよ」



『…マジか』

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夕憑紅(プロフ) - えっと、一話目のところ、ケーキではなくプリンって言った方が私はいいと思います。 (5月9日 8時) (レス) @page3 id: 2500c6590e (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ? - とても読みやすいです!更新頑張ってください!応援してます! (2023年4月15日 0時) (レス) id: 1a9c7abd60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽてち | 作成日時:2023年4月13日 21時

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