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『私と殿下ですか?』
「はい!」
お昼休み。私にとって貴重な読書時間
そんな時間に異世界から来たという監督生様が、私と殿下の関係を聞いてきた
『えっと。婚約関係です』
「あのおじたんの!?」
『はい。おじたんの、です』
「誰がおじたんだァ?」
「ヒィ…!」
『殿下、』
監督生様の後ろには、監督生様の頭を掴んだ殿下。
「レ、レオナ先輩!?
ほ、本日はお日柄もよく、、、」
「砂にされたくねェなら、さっさとあっちに行け」
「はいィィ!!」
監督生様は逃げ足のように去っていった
『良かったのですか?』
「あぁ。
それより、その本読むんだろ?」
殿下が指を刺したのは、この前頂いた本。
『はい。』
私はいつもの定位置で本を読む。
その隣で殿下は座ってこちらを見る
私を見ていて飽きないのかしら?
「Aはここにいるかしら!?」
『ごきげんよう寮長様』
「なんだよヴィル」
「レオナ、Aを借りてくわよ」
『私は本を…』
「そんな時間はないわ。
レオナ、あんたも来たかったら来なさい」
これから何が起こるというのでしょうか
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作者名:ぽてち | 作成日時:2023年7月15日 20時