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story5 ページ5








『私と殿下ですか?』







「はい!」







お昼休み。私にとって貴重な読書時間








そんな時間に異世界から来たという監督生様が、私と殿下の関係を聞いてきた








『えっと。婚約関係です』








「あのおじたんの!?」







『はい。おじたんの、です』







「誰がおじたんだァ?」







「ヒィ…!」






『殿下、』







監督生様の後ろには、監督生様の頭を掴んだ殿下。







「レ、レオナ先輩!?

ほ、本日はお日柄もよく、、、」







「砂にされたくねェなら、さっさとあっちに行け」






「はいィィ!!」







監督生様は逃げ足のように去っていった






『良かったのですか?』






「あぁ。

それより、その本読むんだろ?」







殿下が指を刺したのは、この前頂いた本。







『はい。』






私はいつもの定位置で本を読む。
その隣で殿下は座ってこちらを見る








私を見ていて飽きないのかしら?








「Aはここにいるかしら!?」







『ごきげんよう寮長様』







「なんだよヴィル」







「レオナ、Aを借りてくわよ」







『私は本を…』






「そんな時間はないわ。

レオナ、あんたも来たかったら来なさい」






これから何が起こるというのでしょうか

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作者名:ぽてち | 作成日時:2023年7月15日 20時

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