竜宮町は、今日も賑やか。 (ページ3)

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名作系男子が異世界転生した件1 ページ3

王「よくぞ来た！勇者どの！」
名作たち「･･･」
魔法使い「王様、起きてから言いましょう。」
名作「うーん･･･。あれ！？ここどこ！？」
ノキオ「俺たちさっきまで、名作の家にいたはずだよな！？」
べに「なんだか立派なところね。お城みたいだわ。」
王様「よくぞ来た！勇者どの！」
むすび「勇者？」
スウィ「どういうこと？」
名作「はっ･･･。これはまさか、最近流行っている、『異世界転生もの』じゃない！？」
べに「異世界転生？」
名作「異世界転生っていうのは、現実の世界で死んじゃった主人公が、異世界に生まれ変わる物語だよ。最
　近だと、RPGみたいな世界に転生するのが多いね。」
ボルト「へえー、現実世界で死んじゃってねえ･･･。死んじゃって？！」
べに「私たち死んだの？！死因は何？！肩こり？筋肉痛？ビタミン不足？聖水を浴びたから？」
名作「そんなことで死んでたまるか！後最後のはべにだけだろ！」
魔法使い「死んではいません。みなさんは、私の召喚魔法によってこの世界に呼び出されたのです。」
名作「よかったあ･･･。でも、なんで僕たちなんですか？」
王「今、この国は魔王軍率いるモンスターたちに襲われ、危機に瀕しておる。そのために、国を救う勇者を
　魔法で呼び寄せたのだ！頼む、魔王を倒し、この国を救ってくれ！」
むすび「めっちゃベタなやつが来た！」
べに「じゃあ、私たちがこの国を救う勇者ってことですか？」
王「かもしれない。」
一同「「「「「「かも？」」」」」」