63日目 ページ32
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貴女side
貴女『アレ、甚爾くん？』
＿＿AM9:30
ふと目が覚めたら隣で寝ていたはずのとーじくんがいなかった。
リビングに行っても風呂場に行っても彼の姿がない。
出かけたのかな。この時間だし。
寝坊したな。学校どーしよ。
めんどくせぇな行かなくていいか。
貴女『ん？』
テーブルに昨日までなかった紙が置いてある。
貴女『"今までありがとう じゃあな"…は？』
なにこれ、？
急いでとーじくんに電話をかけるが
リビングから音が鳴る。
あげたケータイを置いていっている。
時雨に連絡を入れるも出る気配がない
これがもしほんとだとしたら…
嫌だ考えたくない。
急いで着替えて家を飛び出した。
〇
＿＿＿ボートレース競技場
時雨「急にいなくなったと思ったら何してんだよ」
伏黒「金を増やしてんのさ」
時雨「オマエが勝ってんのみたことねーよ
仕事はどうした？」
伏黒「うっせぇな人を無職みてぇに言いやがって」
時雨「無職だろ。仲介役として依頼者に仕事ぶりを報告しなきゃならんのよ」
伏黒「相手は五条家の坊だぞ
ノコノコ出ていった所でなんもできねーさ
まずはバガ共を使って削る
テメェこそ仕事しろよ」
時雨「したわボゲ
何考えてんだ手付金全額手離すなんて」
伏黒「だから"削り"だよ
心配しなくても全額返ってくるさ
このレースみたいに」
"先頭6番波多野ゴールイン"
"1番洞口ゴールイン"
伏黒は無言になり
はずしたなと察した時雨。
時雨「オメェは楽して稼ぐの向いてねぇよ」
伏黒「チッ」
舌打ちして券を握り潰す
時雨「頼むぜ［術師殺し］
ああ、そうだ恵は元気か？」
伏黒「…………誰だっけ」
時雨「…はぁ、"金喜"からの着信電話20超えてんだけど」
伏黒「…もうアイツとは"縁を切った"」
時雨「あんなに身体に印つけておいてか？」
伏黒「……」
時雨「グチグチ言うわけじゃねぇが
"亡霊"なの知っててもアレつけたんだろ
本当に"好き"なら大切にしろよアホ黒」
伏黒「……うっせ」
伏黒はクシャクシャにした券をポイッと捨てる。
時雨はゴミはゴミ箱に捨てろやと投げた紙を拾って伏黒の頭にぶん投げた。
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Rin(プロフ) - うおお、！すごい好きです！呪術の小説の内容とか原作とかとの絡ませ方がすごすぎて、、 (10月16日 20時) (
レス) @page47 id: c2b1544657 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - ふぇ、、めっちゃ好きでっす、、ありがとうございます (9月18日 14時) (レス) @page47 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
淡雪 - 完結おめでとうございます。久しぶりのめちゃくちゃ名作でした。この小説に出会えて良かったです。 (7月16日 16時) (レス) @page45 id: c5153fd8fc (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 完結おめでとうございます！主人公が死んだのにドロドロせず寧ろ清々しい終わり方に尊敬の念しか抱けません！最後まで面白くて一気読み出来るくらいすらすらと頭に入ってきて、時には面白可笑しくて、、、こんな素敵な作品を世に出して頂きありがとうございましたああ！ (7月13日 13時) (レス) @page47 id: fe6d0a835d (このIDを非表示/違反報告)
ニコまんま(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後まで面白かったです！ (2021年4月1日 13時) (レス) id: e8041d6154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嘉代15 | 作成日時：2021年1月30日 20時
