その女、元超大物呪術師。

56日目 ページ25

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貴女side



風邪薬を飲んで眠りについたとーじーくん

もっかい一眠りするかと思った時チャイムが鳴る

扉を開けた先にはポニテ達がいた





矢田「金喜さん体調大丈夫？」


貴女『あっああ…だいぶ良くなったけど
(なんで家知ってんだ)』


倉橋「烏間先生から教えてもらったの〜」




烏間先生…？誰。
待って夢の中に出てきた人もからなんちゃら…？だったような…





片岡「副担任の人だよ」


貴女『ああ、あの人か 堅物そうな』


岡野「そうそう」





せっーかいと笑顔を向けてくる。
所で私の家まで来て何か用があったのか。






磯貝「金喜さん修学旅行行けなかっただろ？
だから皆でお金出し合って買ったんだ」


前原「おっ土産ー！」






はいと大きな紙袋を渡される
中には沢山の小さい袋に入ったお菓子や
箱のお菓子が幾つも入っていた。






貴女『なんでここまでするんだ…』






私は亡霊でお前らになるべく関わらないように冷めた態度とってたのに。

なんてここまで優しくする






片岡「"友達"だから」


貴女『友達…』


磯貝「金喜さんは俺らのことそう思ってなくても俺たちは皆金喜さんのこと大切な"仲間で友達"なんだよ」





あー、この子は善良過ぎる
亡霊と明かしても友達と認識してくれるのだろうか


いや、深く考えるな。
ネガティブになりがちになって身体に悪い

今はコイツらにすべき事は＿＿＿＿＿







〇








磯貝side



俺の顔は今多分赤い、そして熱い。



岡野「アレは反則」


片岡「危うく堕ちるところだった…」


倉橋「金喜さんの笑顔綺麗だったね〜！」


矢田「もっと笑ってくれればいいのに！」





2泊3日の修学旅行明けの土曜日
朝10:00頃烏間先生に彼女の家を教えてもらい訪れていた。


修学旅行当日に彼女が高熱で体調を崩してしまい不参加となったため土産を持ってきてきていた。


出てきた彼女は風邪がまだ完治されて無いのかほんのり顔が赤い。
それすら色っぽく見えてしまう。

って今はそれじゃなくて、金喜さんの様子とお土産を渡しに来たんだ。






貴女『嬉しい…ありがとう…』






優しい笑みを見せた彼女に顔が熱くなる。





磯貝「あんなのズルいよ…」


前原「だよなーアレは男女問わず堕ちる」



矢田「今日来てよかったね」


岡野「うんいいもの見れたし！」




今会ったばかりなのにもうすぐ会いたいと何処かで思う自分が生まれた。


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