55日目 ページ24
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貴女side
貴女『でも痒くねーな。良かった』
顔を洗って、軽くだがお粥を作る
その頃にはもう上を着てまた横になっていた
貴女『出来たよー鶏だし卵おかゆ〜』
はいと渡すものの受け取らない
貴女『あ、もしかしてアレルギー持ち?
わり、じゃ私これ食べるから梅の方…』
伏黒「食べさせてくんねぇの?」
貴女『成程そう言う事ね、任せろ』
漫画で見てきたふーふーあーん♡してやった
ん、美味いってさ。うん、すっっき。
貴女『そうそう、とーじーくんは蚊に刺されてない?』
伏黒「蚊?」
私はさっき鏡見て見つけた赤い跡を見せる
伏黒「…お前それ蚊に刺されたとか思ってんの?」
貴女『じゃねぇの?』
伏黒「あ"ー…天然なところあんだな
それ"キスマーク"っつうの」
貴女『え"キスすれば赤くなんの?すげぇ』
スプーンでお粥を掬って食べさせる。
ん?てことは甚爾くん、口以外に身体にキスしてるってこと?え
伏黒「アホズラ」
貴女『キスって顔とか手の甲だけかと思ってたわ
あーあと髪とか』
伏黒「ふーん、でどうだ?キスマ」
貴女『キスマってなんの意味があんだ?』
お椀置いてと言われて近くのテーブルに置く。
するとぐいと腕を引っ張られ鼻と鼻がくっつく
伏黒「"オレのもん"ってこと」
チュッのまた口にキスをされる。
甚爾くん、、私が亡霊のこと知っててやってんのか…?あれ、時雨話したよな?
あんれもしかして言ってない!?
伏黒「どうした 顔真っ青だぞ」
貴女『いや、なんか罪悪感が…』
伏黒「??」
うわこれ言ってなかったら完全に気持ちがわれる…やだよー私好きなタイプの人に嫌われるのー
貴女『うぅ…』
伏黒「どした」
貴女『とーじーくんはなんで私にキスマをつけたんだ?私事知ってるだろ?』
よしここはあえて話したことにしておこう。
うん、私はもう知らん。HAHAHA。
伏黒「好きな女につけねぇわけねぇだろ?」
あ、これ亡霊のこと知らんパターンだわ(察し)
アーン(泣)
伏黒「泣くほど嬉しいのか
今つけてやってもいいぞ」
貴女『ちげぇぇ…(泣)』
時雨のバッカヤロウ言えよ言えよ
私が言わなかったのも悪いけどさぁ
伏黒「次もっと激しいのするか?」
貴女『いや、遠慮する…わ』
もうメンタル死にそうだから
...
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Rin(プロフ) - うおお、!すごい好きです!呪術の小説の内容とか原作とかとの絡ませ方がすごすぎて、、 (10月16日 20時) (レス) @page47 id: c2b1544657 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - ふぇ、、めっちゃ好きでっす、、ありがとうございます (9月18日 14時) (レス) @page47 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
淡雪 - 完結おめでとうございます。久しぶりのめちゃくちゃ名作でした。この小説に出会えて良かったです。 (7月16日 16時) (レス) @page45 id: c5153fd8fc (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 完結おめでとうございます!主人公が死んだのにドロドロせず寧ろ清々しい終わり方に尊敬の念しか抱けません!最後まで面白くて一気読み出来るくらいすらすらと頭に入ってきて、時には面白可笑しくて、、、こんな素敵な作品を世に出して頂きありがとうございましたああ! (7月13日 13時) (レス) @page47 id: fe6d0a835d (このIDを非表示/違反報告)
ニコまんま(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後まで面白かったです! (2021年4月1日 13時) (レス) id: e8041d6154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉代15 | 作成日時:2021年1月30日 20時