その女、元超大物呪術師。

50日目 ページ19

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貴女『_____っていう"夢"を見たんだよね』



時雨「よし言い残すのはそれだけだな？殴らせろ」



貴女『悪かったって！』






このとぉーりと額にキャラものの着いた冷えピタを貼って謝罪するA






時雨「見舞いに来てみりゃ長々しい"妄想物語"聞かせやがって」






時雨が激怒と呆れた表情をしている原因は

Aが修学旅行"当日"の朝
高熱で体調を崩していた。

甚爾から連絡を受けた時雨はなんやかんや心配になり見舞いに来てみれば暇だからと理由をつけて長々と(自称)"夢物語"を聞かされていたのだ。


という事は、
※Aは修学旅行に行っていない※

修学旅行中で高専の人と戦ったとか真夜中の旅館の中で同級生の磯貝を呪霊から助けたとかは全部、Aが見た"夢"だったのだ。





貴女『てことでモノガタリ(修学旅行編)はフィクションです』



時雨「こいつ殴っていいよな」



貴女『あ、でも勘違いしないでね。
過去編はノンフィクションなんで
そこんとこ宜しくな。ここ出るからな』



時雨「歯ァ食いしばれ」







家の中で叫び声
説教にて頭にゲンコツを食らった







貴女『ッてぇなー』



時雨「反省しろ」



貴女『えー…夢だから良かったじゃねぇか』



時雨「お前修学旅行に何コマ使ったと思ってんだ」



貴女『確かー"36日目"から行くことになったーって夢が始まった』



時雨「で？今何日目だよ」



貴女『50日目です』



時雨「なんで夢だよ行けよ
ノンフィクションにしてこい」



貴女『はぁ？無理言うな。体温39℃くらいあんだぞ？つーかぁ妄想物語じゃねぇし
夢物語だしィ分かったかコラ』



時雨「何処でキレてんだお前はよ」





病人と見舞人の口喧嘩

その頃伏黒は競馬場にてAのお金で馬券を購入していた。



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