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メモNo.28-2(私とあらかわさん) ページ36
書き手が俺達の所にやって来た
「ねぇ、あらかわさん」
書き手に呼ばれて振り返らず答える
『何ですか?』
書き手はしゃがんでその場で俺と背中合わせで座る
「ずっと幸せで居てね?」
『当たり前ですけど』
何故そんな当たり前のことを聞くのだろうか?
「可愛い愛華ちゃんとだよ?」
『俺は元々愛華しか居ないので』
はっきり言えば書き手は少し笑って
「そうだね、可愛い愛華ちゃん大好きだもんね」
そう言って俺の背中を叩いて
「約束だから…」
明るかった書き手の声が小さく暗い声だった
ゆっくり立ち上がって歩いて行ってしまった書き手の背中を見ることしかできなかった
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作者名:P4lwL6FvcvmThfX | 作成日時:2022年2月18日 16時