お仕置き短編集2

・ ページ42

かずや目線


補導だ？


ふざけんな。


でも俺に電話が来なかったのはももが考えたんだな。


俺のフルネームなんて警察に言ったら終わりだ。



in警察


ケイ「こんばんわ。妹がご迷惑おかけしてすいません。ほら、ちゃんと謝って。」


もも「…ごめんなさい。」


警察官「楽しむのはいいけど遅くなり過ぎないようにね。」


ケイ「それでは失礼します。」




ケイ「歩いて帰りますよ。」


もも「ケイ、かずやさんに言った？」


ケイ「言いました。幹部オフィスに連れてこいと言ってましたので。」


もも「ケイならバレないようにしてくれると思ってたのに。」


ケイ「バーの時から学習してますので。」


もも「ケイ、怒ってる？」


ケイ「多少は。しかしこれからかずや様の雷が落ちると思いますのでそれで十分かと。」


もも「…ごめん。」


ケイ「人に謝る時はどうしろと教えられていますか？かずや様にさんざん言われてましたよね？」


もも「…ごめんなさい。」


ケイ「反省してるならもう大丈夫です。かずや様にもすぐに謝りましょう。」


もも「…うん。」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す