【イナズマイレブン】Hide and Seek【オリオンの刻印】 (ページ22)

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Dream story.020 ページ22

次第に2人から5人に固まっていき、次々と責めていくイナズマジャパン。

それを見ていた風丸さんと万作さんは不思議そうに見ていた。

どうやら、何か話しているのが気になっているらしい。

「あのメンバー……確か昨日アイスを買いに行った方達です」

「あ、あぁ。……その途中で確か不思議な少年に襲われたって言ってたな」

「てことは、買い出しに着いて行ったらその少年と戦えるんですよね……？！
いいなぁ、私もやりあってみたいです！！」

その言葉に対して、2人の声が不安な声が聞こえるのは言うまでもない。

……だって、こうでもしないと壊してしまいそうだもの。

あの5人が次々と相手を抜かしていき、ついに鬼道さんへとボールが繋がった。

今度は、こっちの反撃する番だ！

「必殺タクティクス＿＿"柔と剛"！」

鬼道さん、基山さん、そして明日人さんから灰崎君とボールが渡り、最後に受け取る豪炎寺さんが上がっていく。

彼が3段階に分けて打ち放ったシュート"ラストリゾート"は、まるで地面を駆け巡る竜のようだった。

「……！凄い」

珍しく興奮してるらしい豪炎寺さんは、何と芝滑りをエモーションに用いた。
それだけ嬉しいことなのだろう。すぐそばには風丸さんと氷浦さんが駆け寄った。

これを、どう賞賛すればいいのかなんて、言葉はすぐには喉を通らないまま。
私は感動し切っていた。