俺の嫁は寝相が悪い。 ページ44
向「暑っ……いや、布団全部俺のとこにきてるやんw」
夜中。何か暑くて寝苦しいと思って目が覚めたら掛け布団が全部俺のとこに被せられてた。
隣のAちゃんは自分で掛け布団を俺の方に蹴飛ばしたんやろうに寒そうに縮こまってる。
向「寒いならきときなさいよ…」
『ん〜…zzz』
向「よいしょっ」
縮こまってるAちゃんに布団を掛け直したらちょっとずつ伸びていくAちゃんw
これいつ見てもオモロくて好きwww
Aちゃんがまっすぐになったところで抱き寄せて抱き枕のようにしてもう一度寝た。
『ん…？』
向「zzzzz」
『…あったか』
向「ん…起きたん？…今何時ぃ？」
『今？…6時半くらい』
向「今日はまだ寝れるな…もうちょい一緒に寝よ」
『ん〜…うん。あ、ねね、何で抱き枕にされてんの？別にいいけど』
向「お姉さんがまぁた布団脱ぐからでしょ…こうしてたら脱がんから風邪ひかん」
『脱いでた？ごめん。ありがと〜おかげであったかいw』
向「それは良かったwほなもっかい寝ましょ。あと2時間は寝れる」
『zzzzz』
向「いや、寝るの早いw」
Aちゃんは自分が寝相悪いの自覚してるから最初は一緒に寝るの嫌がってたけど何とか説得して一緒に寝てる。
確かに寝相悪いけど別に蹴られる事は早々ないし(たまーに蹴られるけど)抱き枕にしたら大人しく寝てるし何の問題もない。夏場だけちょっと暑いなってなるけどw
『よくもまぁこんな寝相が悪いやつと寝るよね康二くん』
向「俺もいびきうるさい時あるしお互い様やろ」
『まぁそれはそうやね』
向「ちょっとは否定せいw」
『でもいびきなれると一緒に寝てる〜ってなって安心するからわりと好き』
向「あんま人の事言えんけどマニアックやなぁ」
『康二くんだって相当やと思うけど』
向「だから人の事言えんって先に言うたやんw」
何となく今日は布団を脱ぐやろなって思っても縮こまるAちゃん見たさに最初は抱き枕にせんと寝たりするしな。
向「今ベッドダブルやけど…セミダブルにしたらどうなる？」
『私が落ちるか康二くんが落とされるかかな』
向「ダブルのままにしとこかw」
さすがに落ちるのは阻止できそうにないからAちゃん怪我してまうかもやしなぁ…。
俺も落とされたくはないしw
セミダブルならもうちょい近づけるのにな。
『もうちょっと近づけるのにとか考えてるやろ』
向「考えてますね」
『抱き枕にしてるんやから一緒では？』
向「…それは確かに」
どっちにしろくっついてるわw
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作成日時：2023年10月12日 23時
