俺の嫁は…。【雪橙】 (ページ23)

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俺の嫁はちょっと無防備。ページ23

俺はよく人を家に連れてくる。その度にAちゃんに連絡はちゃんと入れてるけどAちゃんは仕事とかで集中してるとメッセージを読まんから割とAちゃん的には急に来客状態になってしまう。

向「ただいま～」
深「Aちゃんただいま～！」
向「俺ん家や！」
佐「おっ邪魔しまーす！」

今日はさくとふっかさんを招いた。

深「あら、お留守？」
向「靴あるし仕事に集中し過ぎてるんかも…ちょっと見てくるから適当にしといて」
佐「おっけー」

2人にリビングに行ってもらって俺はAちゃんの仕事部屋に帰宅と来客の報告をしに行く。

向「Aちゃん。ただいま～…あれ？おらん」

ラッピングされた商品が机に並んでるだけで肝心のAちゃんが不在。お風呂やったら最悪やな。2人おんのに…。
って思ったけど風呂場にも不在。またベランダ？

とりあえずAちゃんを探すから2人には先にゲームしといてもらおうとリビングに行ったらソファーの前で棒立ち状態の2人が居心地悪そうにしてた。

向「何してんの？座りや？あ、あとAちゃん探すから先に…」

まで言って2人の視線の先を見るとソファーで丸まって寝てるAちゃん。
また俺の服を着たらしくてサイズの合わないデカイTシャツ1枚で気持ちよさそうに寝てる。
Tシャツ1枚という事は下は足が丸見えで丸まって寝てるからかなり際どい。

向「見た！？」
深「見てない！！」
佐「というより見えてない！ギリギリ！！」

着てたアウターを急いでAちゃんの足に掛けて隠して大事な確認したけどとりあえずは見てないらしい。

『ん～…？…あ、康二くんおかえり～』
向「ただいま！俺の服着るのええけど下も履いてっていつも言ってるやん！」
『履いてるよ？ホラ ぺらっ』
深佐「「ぶっ！！」」
向「めくるな！」

確かに短パン履いてたけど短パンは何の意味もない！！しかも恥じらいなく服をめくったからちょっとお腹チラッと出たし！！

向「ほら！お客さん来てるから着替えてきて！…上もやで！」
『お客さん？…‥！え、あ、えっと…失礼しました！！』

どうやら俺しか見えてなかったみたいで小走りで別室に逃げ込んだAちゃんを見送った。
こういう事が今日だけじゃなくて度々あるのは何とかしてほしい。

深「あれだよな…見えそうで見えないのがちょっと」
佐「それな」
向「追い出すぞ」

見ていいのは俺だけです。