らんぺいじぼーい。

【番外編】めりーくりすます ページ41

神:「ふぁ〜ぁ、おはよ」

『おはようございまーす』



健太さんが起きてきた。


寝ぼけ眼をこすり、手櫛で髪をなでつけてる。




『健太さん、これ…』

神:「くれるの〜？」

『はい。いつものお礼も兼ねてクリスマスプレゼントです』


そう言うと「ちょっと待ってて」と言ってまた自室に戻っていく。




神:「はいこれ。明日渡そうかなって思ってたんだけど、Aから貰ったし、今渡すね」


そう言って俺に黒い包みを渡した。




包みを開けると、中にはシルバーのピアスが入っていた。




丸い飾りに細いチェーンが付いている。




健太さんが前に付けていたのと同じかな？





神:「健太とお揃いだよ〜。気に入ってくれるといいけど」

そうみたい。



『ありがとうございます！ いっぱい付けますね！』




…健太さんがカッコよく見えたのはここだけの話。









．









．

『瑠唯さんこれどうぞ！』

『やましょーさんどうぞ！』

『樹さん、これプレゼントです！』

『海青さん、翔平さんこれどうぞ！』

『壱馬さん、北人さん、宜しければこれどうぞ』



続けて起きてきた人全員に押し付けた。


みんな喜んで貰ってくれたけど、無理やり感すごい…。




岩:「Aおはよ」

『翔吾さん！おはようございます！』



髪が降りたまんまの翔吾さん。ドチャクソにイケメン過ぎて辛い((



『翔吾さん、良かったらこれどうぞ』


そう言って作ったクッキーを手渡す。


岩:「これAが作ったん？」

『一応…。クリスマスですし、いつものお礼も兼ねて…』

岩:「ありがとうな。せや、ちょっと待ってて」



そう言って小走りで部屋に戻っていく(デジャビュ)









岩:「俺からも、クリスマスプレゼント」


誰が見ても高そうな袋を俺に渡す。



中には、俺が前から欲しいと思ってた黒いジャケットが入っていた。



『えっ、貰っていいんですか？』

岩:「ええよ。前から欲しいって言ってたもんな」


そう言って微笑む翔吾さん。




…翔吾さん結婚してくれないかな。









．









．

それから同い年の4人にも渡して、今日の大仕事は終えた。







自分の分作ってないな、なんて思ったけど、みんな喜んでくれたからまあいっか。





龍:「A、一緒に食べよ」


そう言って隣に腰掛ける龍ちゃん。


さっき渡した袋を持っている。




『龍ちゃん、ありがと』




今夜は長い夜になりそうだ。

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