らんぺいじぼーい。

HIGH&LOW ページ4

『龍〜! 昂秀〜!』


昨日は1日OFFだったからザワを観に映画館に行った。壱馬さんも北人さんもカッコ良かったけど、轟くんと一緒に居る辻くんと芝マンがすっげぇカッコ良かった。


『ハイロー観た! 演技上手くなったな〜!』

昂:「ちょ、A笑」

龍:「勢い凄い笑」


部屋のソファに座っている2人のもとに駆け寄り、頭を撫でる。


『かっこ良かった〜!』

壱:「おい、俺らは⁇」



後ろから聞き慣れた声がして振り返ると壱馬さんと北人さんが居た。心なしか怒っているように見える。


『勿論かっこ良かったですよ! 』

壱:「ホントに? 」

『はい! 惚れちゃいました 笑」



そう返せば「ッそっか」って言って去っていく壱馬さん。さっきの機嫌は何処へやら。


龍:「ホント、Aってズルいよね」

昂:「ね、ヘーキでこういう事言っちゃうんだもん。この美貌でさ」

『？」


昂秀と龍がなんか言ってたけど、何て言ってたかは分からない。最後しか聞き取れなかった。


『そーいえば、まこっちゃんは?』

龍:「撮影だって。雑誌の」


まこっちゃんは男の俺から見てもイケメンで、女だったら惚れてる。その癖すっごく可愛いところもあって、ギャップが凄い。


『買わなきゃなぁ…』


メンバーの載っている雑誌はほぼ全て揃えている。メンバーの活躍は、自分のように嬉しいから。


昂:「あ、そーだ。Aって、このゲームやってる?」


そう言って見せられたスマホの画面。ゲームが好きな俺でもまだ見た事がない。新しいゲームだろう。


『いれてない! 何て名前？』

昂:「〇〇〇〇ってヤツ。めっちゃ面白いし、オンラインゲームだから楽しいよ」

『ソッコーいれる』


話してる間にはもう入れ始めてる最中で。あと残り30パー。


『あーぁ、またお金がなくなる…』

龍:「そんなに沢山入れなきゃ良いのに」

『勧められたら入れちゃうの!』


断れないから。



その後は、昂秀とゲームをして1日を終えた。

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