検索窓
今日:15 hit、昨日:28 hit、合計:75,687 hit

ページ24

『ちょちょ、危ないから!』

龍:「出て行かれたらどうしようかと思った…」


そう言って俺を下ろした。最年少なりに色々考えてくれてたんだなぁ、と思うと、色々こみ上げてくるものがある。


龍:「…Aは、俺が止めなかったら向こう行こうとしてたの?」

『うん。大阪から通おうと思ってた』


そう言うと、凄く吃驚した顔でこっちを見る。


龍:「大阪どんだけ離れてるの? お金…」

『俺もそう思った』


そう言って2人で笑う。









心から笑えたの、久しぶりかもしれない。









肩の荷が、スッと降りた気がした。






























あのあと、家に帰ってきた陣さん始め、俺と対立関係にあったメンバーさんが土下座する勢いで謝ってくれた。



『…俺の方こそ、すみませんでした』



そう言うと、すごく満足したような顔でこちらを見る健太さん。…何でもお見通しってわけだな。



壱:「ま、Aが出て行くのも防げたし、よしってことで良いんじゃない?」

翔:「そうですねぇ、一件落着ってことで」


そう言ってオヒョヒョヒョ、と笑う翔平さん。


いつものらんぺだなぁ…。


また、この場に戻ってこれて、良かった。




















…そう言えば、セキさんから連絡返ってきてないなぁ。ま、そのうち来るだろうけど。




セキさん和解したんだ 笑

セキさんまあ、またなんかあったら連絡しろよ


エスパーか。

エスパーなのかセキさん。



…てか、何で和解したって知ってるんだろう?


セキさんうちに来るのって、メンバーさんと何かあったときぐらいじゃん?





…一生セキさんの悪口言わない事にしよう。

全部見透かされる。




龍:「…さっきの人?」


龍ちゃんが後ろからいった。


『あぁ、うん。なーんか、全部見透かされてたみたいでさ』


そう言って笑う。


龍:「…その人って、Aのなに?」

『えっ? 何って…母さんとか?笑』


笑って誤魔化したけど、龍ちゃんは真面目な顔で。





なんでそんな事聞くんだろう…。




龍:「ふーん…」

『って、興味ないなら聞くなや』


真面目な顔してた割りには全然平気な感じで返事する龍ちゃん。さっきのあの顔はなんだったんだ…マジで。


『セキさんはらんぺになる前から俺の事知ってくれてたからなぁ…』




セキさんは俺の第三の母さん。決定。

ネタください→←▼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
155人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雑多おむらいすVII(プロフ) - YUKARI♪さん» ありがとうございます! そう言っていただけて嬉しいです! これからも頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します! (2019年11月16日 21時) (レス) id: 368f6167fa (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - 作品初めて読みました!最初から最後まで読みましたが続きが気になります。楽しみにしてますね! (2019年11月16日 10時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雑多おむらいす | 作成日時:2019年11月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。