大分遅れたHalloween ページ3
Halloweenだよ。
という事でメンバーにお菓子作ろうと思います。ほら、俺らは寮生活だから、キッチンとかは共同で使う事になってる。
かぼちゃを使ったカップケーキとかで良いかな。俺は甘党だけど、みんなの体の事を考えるとあまり砂糖は入れすぎないほうが良い。ヘルシーかつ美味しいものを作りたい。
かぼちゃの下ごしらえをし、何とかカップに入れるところまでは来た。飾りつけはどうするか、何て考えておらず、頭を抱える。何もないのも質素で悲しい。
陸:「ん、なんか良い匂いする」
寝ぼけ眼で階段を降りてくるりっくん。(タメ口で良いよって言われた)
朝早くから作っていたから、みんなが起きる前で。
『りっくんおはよ』
陸:「おはよう。すっごい良い匂いすんね」
挨拶を交わせば、さっきの話題に戻る。
『あぁ、カップケーキ作ってんの。Halloweenだし』
陸:「無駄に発音良いな笑
へぇ、何か手伝う事ある？」
そう言って俺の横に立ったりっくん。りっくんのは多めに入れようって思った。
『ん〜…じゃあ飾り付け頼んで良いかな。可愛い感じので…』
陸:「Aって本当そう言うの好きだよね〜。おっけー、可愛く作るわ」
快くおっけーしてくれたりっくんは、焼きあがったカップケーキに次々とデコレーションを加えていった。どれも俺の思い通りで、可愛いカップケーキが出来上がっていく。
『終わったらちょっとだけ冷やしときたいから、冷蔵庫に入れといてもらっていいかな』
陸:「りょーかい」
去年のHalloweenは1人でやってたけど、他の誰かがいると楽しみながら作れるなぁ、なんてしみじみ思う。
『よし、終わった〜‼ りっくんありがとね！』
陸:「楽しかったよ〜。 こっちこそありがとう」
2人でお礼を言い合って、2人で笑う。楽しかったなぁ。
『そーだ、お礼に』
そう言って俺が作って隠しておいたカップケーキを渡す。
『今日のお礼。ありがとね』
陸:「やった！ 大事に食べるね！」
そう言って笑うりっくんは、少年の様な笑顔だった。
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雑多おむらいすVII(プロフ) - YUKARI♪さん» ありがとうございます！ そう言っていただけて嬉しいです！ これからも頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します！ (2019年11月16日 21時) (
レス) id: 368f6167fa (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - 作品初めて読みました！最初から最後まで読みましたが続きが気になります。楽しみにしてますね！ (2019年11月16日 10時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑多おむらいす | 作成日時：2019年11月6日 23時
