愛されたい…５

臣side ページ6

健二郎くんと岩ちゃんと
店に来て､気付いたらかなり時間経ってて…

健「まだAちゃんから電話ないん？笑」

臣「まだ無いなぁ…」

岩「これだけ離れてると不安っすよねー､
全く行動が分からないし…」
健「せやな､目が届かんでなあ…」

臣「まぁ､隆二も何にもしねぇから！っつってたし､大丈夫じゃねぇ？」

健「隆二からゆーたんやったら､大丈夫やろ笑」

〜♪〜♪

岩「Aちゃんじゃない？笑」

臣「あぁ笑………もしもし？」
《おみ？今帰ってきた！笑》
臣「おかえり！隆二は？」
《今部屋に帰った！明日また早いし！笑》
臣「はぁ？Aの部屋に居たの？」
《うん！明日のリハの事話してただけ！
心配するような事､なんにもないから！》

ほんとかよ…
やっぱり気になるし､不安になる…

臣「ならいいけど」
《てか､今外？》
臣「あぁ､健二郎くんと岩ちゃんと飯食ってる！」
《……そっか､ならお風呂入ってくる！じゃあね！》
臣「A!?」
《ん？なに？笑》
臣「もう帰る…帰ったら電話する！」
《分かった！》

と言ってAは電話を切った…

健「なんや？どうした？」

臣「いや､ごめん……先に帰るわ！」

健「それはええけど､ケンカすんなよ？笑」
岩「確かに笑」

臣「あぁ､大丈夫！笑」


俺は急いで家に帰って､シャワー浴びて寝るだけにしてから電話を掛けた…

《もしもし？》
臣「帰って来た」
《そっか！おかえり！笑》
臣「もう風呂入った？」
《今さっき上がって来たとこ！おみは？笑》
臣「シャワー浴びた！」
《そっか……》

ヤバい…
何故か分かんねぇけど､会話が続かない…

臣「隆二とご飯行って､楽しかったか？笑」
《うん！美味しかったし！笑》
臣「よかったじゃん！」
《おみ？》
臣「ん？」
《健ちゃん達とご飯行くのもいいけど､
冷蔵庫の物もたべてな？勿体ないから！笑》

え？汗

臣「ちょっと待って！汗」

急いで､冷蔵庫を見に行った…汗


マジかよ…汗
俺の好きなおかずばっかじゃん…


臣「………､」
《おみ？どうした？汗》
臣「……ほんと最高の嫁だわ」

俺の声が小さかったのか､Aは聞き取れてない

《ん？もしかして知らんかった感じ？笑》
臣「あぁ…」
《ならしゃーないな笑､おみが地方行くまでの日数分は作ったから食べて！ね？笑
おみが好きなやつばっかりやから！笑》
臣「あぁ笑､毎日家で食べるわ！」
《うん！それで少しでも､おみが頑張れるようにって作ったから！笑》
臣「少しじゃねぇ…」

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