愛されたい…５

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あれから
隆二くんとたかちゃんと
別れて､おみと家に帰ってきた…

何故か
おみを纏うオーラが最悪…


『おみ？』
『ねぇ､おみ？』

全く返事が無い…

『広臣!!』

臣「なに？汗」

『なに怒ってんの？』

臣「別に怒ってねぇし」

『じゃあ､拗ねてるん？』

臣「拗ねてねぇ」

『もう!!なんなんよ!!
思てる事あるんやったらゆーてや！』

臣「……」

それでも何にもゆわんから､寂しくて涙が出て来た…

『もう､知らん!!!!』

ってゆーて､寝室へ行った…
おみが何を考えてるか分からへん時は､
ほんまに寂しくなる…

ベッドに入ろうとしたら､
後ろから抱きしめられた…

臣「ごめん…」

『なにが？』

臣「俺だって聞いてねぇのに…隆二に先に話をした事に腹が立って…」

『え？』

臣「仕事の事だよ！」

『あぁおみには帰ってからゆっくり話そうと思てた…のに､めっちゃ機嫌悪くて何回呼んでも返事してくれんし…めっちゃ寂しかった』

臣「マジでごめん…」

おみが離れて､ベッドに座り…

臣「ここ､おいで？」

自分の脚の間に座るように､ベッドを叩いた…
ゆわれるがままに座った…
おみは後ろからまた抱きしめて来た…

臣「9月からは一緒に行こうな？」

『うん!!』

臣「LIVE見て､惚れ直させてやる！」

『それは楽しみやわ！でも､めっちゃ嫉妬しそう…おみのファンに……』

臣「嫉妬してくれんだ笑」

『ほら､嫉妬するし…うちのおみやから』

臣「可愛すぎる笑」

『おみはステージから降りるの？汗』

臣「どうだろう？笑」

『もう分かってるくせに！ほんま意地悪…』

ステージ降りたりしたら､
ドームやないんやから､すぐ触れるやん…

臣「A？俺はお前だけ！分かった？」

『………うん』

臣「信じれねぇ？」

『めっちゃ信じてる笑』

臣「いい子笑……俺と行くよな？」

『うん!!行く！笑
もう何日間も離れるのは嫌やもん!!』

臣「じゃあ､HIROさんにお願いしとく！」

『うん!!多分大丈夫やで！笑』

臣「え？」

『うちがお願いしたもん!!笑
なら､HIROさんが気を付けろよ！隆二みたいにならんようにな！って言ってた笑』

臣「そっか笑
でも一応俺からも言っとく！お義父さんだし！」

『やね笑､てか明日何時に行く？』

おみは明日から地方へ行く…
隆二くんと2日間､同じ日にLIVEがあるから…

臣「朝5時起きかな？」

『そっかぁー､じゃあ頑張って起きる！』

臣「フｯ笑､寝てても起こしてやるよ」

『うん!!笑』

逢えへんの寂しいなぁ…

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