オリバーと年下彼女【HarryPotter】 (ページ5)

今日:40 hit、昨日:1 hit、合計:61,645 hit

#03:子供な二人と大人な1人ページ5

.

イヴ｢…うん、まぁAはそれでいいや。
それより、前に言ってた薬草学、どうする？｣

イヴの言葉にAは｢あぁ！｣と声を上げた。

A｢すっかり忘れてた…｣

ﾌﾚｯﾄﾞ｢なんの話だい？｣

A｢今度薬草学の試験があるでしょ？
私薬草学苦手で…
だから、姫ちゃんに教えて貰う約束をしてたの！｣

ｵﾘﾊﾞｰ｢あぁ、Aは昔から薬草学だけは苦手だったもんな。｣

ﾌﾚｯﾄﾞとｼﾞｮｰｼﾞも同じ学年なので同じく試験があるのだが
二人の様子を見る限り忘れていたのだろう。

ﾌﾚｼﾞｮ｢｢どうしよう、イヴ!!!!俺達何もしてない!!!｣｣

イヴ｢いつもの事でしょ？｣

ﾌﾚｼﾞｮ｢｢………姫ちゃん冷たい!!!!｣｣ ←

イヴ｢……。｣

A｢あ、あの、姫ちゃん？｣

イヴ｢ん？｣

無視されたフレッドとジョージをウッドが何とかなだめているのを
横目にイヴはAに視線を合わせる。

A｢姫ちゃんさえ良ければ今から教えてくれない…？｣

イヴ｢うん、勿論いいよ。｣

ニコッとイヴが微笑めばパァァァと効果音が付きそうな程の
笑顔を見せるA。

｢何だこの子は。あぁ、天使か。｣と心の中で思ったイヴ。

ルームメイトのAとイヴは部屋で勉強する方が
早いということで女子寮へ。

ﾌﾚｯﾄﾞ｢姫ｪｪｪｪ!!!まだ夜は長いというのに何故もう女子寮へ…!!!!｣

ｼﾞｮｰｼﾞ｢俺達はこれからどうすれば!!!｣

イヴ｢そんな大袈裟な…;
また明日会えるんだし…ね？
三人共、おやすみ！｣

A｢あ、えっと、おやすみ！｣

ｵﾘﾊﾞｰ｢おう、おやすみ！｣

ﾌﾚｼﾞｮ｢｢姫ｪｪｪｪ!!!｣｣←

イヴを引き留めようとするフレッドとジョージ、
その二人の首根っこを掴み｢頑張れよ｣と声をかける大人なオリバー。

イヴがウッドを見習って欲しいと思ったことは言うまでもない。

.