オリバーと年下彼女【HarryPotter】 (ページ16)

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#14:君の幸せページ16

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ｼﾞｮｰｼﾞ｢…明日、Aが好きな奴にチョコ渡すらしいぞ。｣

ｵﾘﾊﾞｰ｢なっ!?｣

ﾌﾚｯﾄﾞ｢なんたって明日はバレンタインだからな。｣

A、好きな奴いたのか…
いや、そりゃいるよな…Aだってもう15だし…
恋ぐらい……

ｼﾞｮｰｼﾞ｢Aに告白されて断るやつなんか居ないよな｣

ﾌﾚｯﾄﾞ｢なんたって顔よし、性格よしの人気者だからな｣

そこまで言って2人は真剣な目つきで俺を見た。

ｼﾞｮｰｼﾞ｢いいのか…｣

ﾌﾚｯﾄﾞ｢誰かにAが取られても。｣

ｵﾘﾊﾞｰ｢………別に。｣

ｼﾞｮｰｼﾞ｢っ!!!!…ウッド、お前それ本気でｯ!!｣

ジョージが俺の胸ぐらを掴み、
フレッドは後ろからジョージを抑えた。

ﾌﾚｯﾄﾞ｢ｼﾞｮｰｼﾞ、落ち着け！｣

ｵﾘﾊﾞｰ｢俺の決めることじゃない。
…Aが好きになった奴だ、
おれが引き止めるわけにはいかない。｣

ｼﾞｮｰｼﾞ｢ウッドはそれで…それでいいのかよ!?｣

ｵﾘﾊﾞｰ｢あぁ。｣

そう言うとジョージは掴んでいた服を離し
数歩後ろへ下がった。

ｼﾞｮｰｼﾞ｢…ｯ…俺には分かんねぇ…｣

ﾌﾚｯﾄﾞ｢ジョージ…｣

ｼﾞｮｰｼﾞ｢俺は好きな子が
他のやつと楽しそうにしてるのなんて絶対嫌だ!!｣

俺だって…Aが他の男と一緒にいるのを見るなんで嫌だ…
でも…

ｵﾘﾊﾞｰ｢俺は!!!!｣

突如大きな声をあげたオリバーに2人はピクリと肩を揺らす

ｵﾘﾊﾞｰ｢…俺は、Aが幸せならそれでいいんだ…
Aとは今の…兄妹みたいな関係が一番いいんだよ。｣

ｼﾞｮｰｼﾞ｢ｯ…そうかよ…｣

それ以上2人は何も言わず、
俺は黙って部屋へと足を急がせた。