朔間兄弟の姉は吸血姫２【あんさんぶるスターズ】 (ページ29)

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宝物ページ29

『君は、アイドルに向いてるよ』

「………」

“あの人”は、消えた

私に夢を見せて、消えた

コンコンッ「…？はい？」

ガチャッ

「っ！あっ…えっと……！ひ、氷鷹さん…ですよね…？北斗…くんの、ご両親…」

なんでそんな人がここに…

「え？『ほっちゃんがどこにいるか分かる…？』ですか？ご、ご案内します！あ、自己紹介が遅れてしまい申し訳ありません。私は朔間 Aです」

……………

あ、憧れの氷鷹さんがそこにいる…！！！？

「あっあの……その…私、ずっと氷鷹さんとお会いしたいと思ってて…それで、あの…あっ握手してもらっても良いですか！？」

・・・

や、やっぱりダメかな……

ギューーーーーーーッ「っうわぁ！？！！」

な、なになになに！？！！！なんで私、両サイドから抱きしめられてるの…！？

「あ、の…氷鷹さ」

『～～～』

「……………え？」

「…スバル」

スバル「ん？あ！Aちゃん先輩！！お守り、受け取ったよー！！！」

「…君は……私が守らないといけないね」

スバル「……え？」

「安心して。私は、君の味方だから………“あの人”から託された宝物だもの。私が守るわ」

スバル「あの人…………？」

『SS』で何も起こらないと良いけれど