朔間兄弟の姉は吸血姫２【あんさんぶるスターズ】 (ページ26)

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どうせならページ26

凛月「行くの？」

「うん。一人にしちゃってごめんね…」

凛月「…別に、良いよ。Aは俺に…俺と兄者に過保護すぎるんだよ。もっと、自分の好きなことやって良いんだよ」

「…………うん、ありがとう」

凛月「ま～くんもAもいないけど…俺、頑張るから」

「…私も、頑張るね。それじゃあ行って来ます」

凛月「行ってらっしゃい、A…♪」

【サマーライブ】では、『Trickstar』は手も足も出ず、やられた

…でも、まだ日和だから、優しかったよ

…凪砂は容赦がない

だって、相手の限界が分かってないから

台本通りじゃないと、動かないから

…だから、茨みたいな姑息そうな奴にシナリオを作って貰ってるんだろうけど

零「Aや」

「っ！？！なっ……！？どうして零ちゃんがここにいるの！？もう、日が出てるのに」

零「気をつけるんじゃぞ」

「！………分かってる。凪砂の相棒クンは何考えてるのかイマイチよく分かんないし…まぁ、もっと分かんないのは凪砂なんだけど」

凪砂とは意思の疎通が出来ないからなぁ…

「まぁ、無様に終わるような真似にならないようにするよ……♪今回は『Trickstar』に手も貸すつもりだし」

零「ほぅ…？なぜ？」

「…どうせなら、強くなった彼らと戦いたいじゃない？圧勝だなんてつまらないもの」

零「くくく…我輩の姉上は性格が悪いのぅ」

「ふふ、それが私だから………♪」