18話 ページ19
教室に入ると、まだそこまで生徒は来ていなかったらしくどこにでも座れる状態だった。
俺は迷わず入口から1番奥の窓際に座る。
シア｢隣座っていいか｣
｢ああ。自由にしてくれ｣
ラム｢いーや！お前はどっか行け。Aの、隣は、おれ。OK？？｣
シア｢……嫌だが｣
ラム｢ﾁｯ、話の通じねぇ虎だな。退くだけだろ｣
シア｢？断る｣
ラム｢〜〜〜ｯｯクソが｣
またラムアとシアンで口論が始まる。
ライ｢ラム、落ち着いて。明日隣に座ればいいでしょう｣
ラム｢…A、いいでしょ。｣
｢明日な｣
ラム｢やったー！ライ、Aの前に座ろーっ｣
ライ｢はいはい…｣
ライサ…やっぱり伊藤に似てる……
あいつらもこっちの世界に来たとか？
いや、ないない笑
思考を放棄して3人の会話に耳を傾ける。
ラム｢所でさぁ、Aってほんとに綺麗な顔してるよねぇ｣
｢いや…マスクしてんのに分かんないだろ…｣
ライ｢同意です……所作も綺麗ですしどこかのご子息ですか？｣
｢え、いや、｣
シア｢なんというか……令嬢みたいだよな…｣
ラム｢そ〜っ！それそれ！A嬢！｣
ライ｢ハハ、A嬢、いいですね｣
｢やめてくんないその呼び方やめてくんない｣
やめてくれ……女顔なのは散々思い知らされたから…
4人で喋っているうちに続々と生徒が集まってくる。
今のところ主要キャラっぽい人は居ない。
すると、ラムアがいきなり声を上げる。
ラム｢あ、ジェイドとフロイド｣
｢…知り合いなのか？｣
ラム｢うんー、さっき大食堂で喧嘩したんだけど〜、なんか仲良くなった？｣
｢…そうか｣
嘘だろ………ラムアとリーチが知り合いなのは全然構わないがまさか同じクラスだと…
え、なんでこんな一緒になるんだ？地獄かここは
ラム｢同じクラスだったんだ〜。びっくり〜｣
あー、うん、ほんとにね
ライ｢良かったですね、ラム｣
ラム｢ライも嬉しいでしょ？あんなおもしれぇ奴が同じクラスとか｣
ライ｢ええ、そうですね｣
ニコニコしながら話す双子。
｢………｣
シア｢おい、だ、大丈夫か？｣
｢なんでもない…｣
ああ、非常に胃が痛い。
あいつらと共に1年このクラスで過ごすのか……
｢ハァ………｣
今日から胃薬が俺の友達になってくれそうだ。
…頼りにしてるよ。
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おはぎとだんご(プロフ) - 面白かったです。移行楽しみにしてます (2021年8月13日 14時) (
レス) id: 1cc5216453 (このIDを非表示/違反報告)
鴇(プロフ) - 現在はこちらの新しいアカウントで作品を続ける準備をしております。タイトルは変わらないと思いますのでお話をある程度書きましたらまたこちらでお知らせいたします。作品ページにあります他の作品につきましても原作改めて作成中でございますのでお待ちください (2021年6月7日 4時) (レス) id: 30e34f0135 (このIDを非表示/違反報告)
鴇(プロフ) - こんにちは、、、お久しぶりでございます鴇です、、長らく更新停止してしまい申し訳ありません。実は機種変をしたのですがパスワードやら何やらを忘れるという大失態を犯しました、、 (2021年6月7日 4時) (レス) id: 30e34f0135 (このIDを非表示/違反報告)
鴇(プロフ) - ふまさん» そうです、！続編へ移行するにあたり、最後のタイトルをいつも通りにするか悩んだのですが夢主くんの無意識に抱えている苦悩を表したいと思い、文字化けさせてあの文に致しました。 (2021年4月15日 23時) (レス) id: 1794e5cce6 (このIDを非表示/違反報告)
鴇(プロフ) - カクテルさん» お返事遅くなってしまってすみません、楽しみにしてて下さりありがとうございます、！後日、続編に移行致しますのでそちらも引き続き読んでいただけると幸いです。 (2021年4月15日 23時) (レス) id: 1794e5cce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴇 | 作成日時：2021年2月6日 20時
