142 零side ページ46
早く帰ってきたが、やっぱりもう2人は寝てるか。
『おかえり。ちょっと前まで起きてたんだけど、少し遅かったね。』
零「明日めいっぱい楽しむからいいんだ。」
『そう言って、会いたかったんでしょ？すごく急いで来たのわかるもん。』
零「バレてたか。」
『明日は子供達を任せるね。2人には絶対零から離れないこととか、迷惑かけないとか、もう伝えておいたから。』
零「そうか。2人ならしっかりしてるし、大丈夫だろう。」
『そうだといいけど。あまり油断もしていられないの。』
零「明日は俺に任せて、穂花はゆっくりしていてほしい。万が一何かあったら、連絡するから。」
『ありがとう。零になら、2人を任せられる。風見さんの連絡先も持ってるし』
なんで風見の連絡先を…？
自分でもよく分からない気持ちが、心を曇らしていく感じがする。
『ん？どうかした？』
零「いや…何で、風見の連絡先持ってるのかと思っただけで…」
『零に会う前に、何かあったらいつでも電話かけてくださいって、連絡先をもらっただけ。まだ連絡したこともないよ。』
零「そうか…」
なんだ…心配して損したな。
『私が風見さんと連絡するのが、嫌なの？』
背中が分かりやすく、びくっと動いた。
その瞬間、穂花に笑われて、どんどん顔が赤くなっていく。
『零かわいいなあ…』
そんな言葉も、穂花になら言われてもいいと思えるのは、好きだからだろう。
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奏 - 106話なんですが、目覚まし時計が目指し時計になってました!! (2020年7月3日 15時) (
レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます！これから受験で思うように、更新できないかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると、幸いです。 (2020年1月10日 22時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
綾 - 何回読み直しても、凄く面白いです！ これからも更新頑張ってください！ (2020年1月9日 23時) (レス) id: ca55126345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利香信者 | 作成日時：2019年12月15日 11時
