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111 零side ページ15

蓮「サンタさんのお手伝いしたい!」



零「手伝い?」



煌「一緒にそりに乗って、みんなにプレゼントを届ける!」



子供達の発想というのは、大胆で、とても夢のあるものだ。



『そりに乗れるのは、サンタさんだけだから乗れないよ。それにサンタさんはみんなが寝てる時にしか来ないからね。』



「「えー」」



クリスマスなんて、穂花と会わなかった間、気にしてもいなかった。



穂花と過ごしていた時は、意地でも休みをとって傍にいた。



『じゃあそろそろ寝ようね。パパも帰ってきたところだし。』



零「一緒に寝よう。」



「「うん!」」



2人は俺と一緒に寝れるだけで、喜んでくれるのかと思うと頬が緩む。



布団に入ると、2人が自分の腕を掴んで、すやすやと眠り始めた。



蓮「パパ大好き。おやすみ。」



煌「大好きだよ。」



突然の発言に、心臓がバクっと跳ねた。



破壊力ありすぎだろ…!!



それでも平常を装った。



零「ありがとう。俺も2人が大好きだ。」



そう言うとニコッと微笑んで、眠りにつき、寝息をたてはじめた。



『よかったね。大好きって言ってもらえて。』



零「本当に…この家族は俺をおかしくする。」



『顔真っ赤だよ。』



そう言ってくすくす笑われた。



零「そういえば、クリスマスに休みを取ったんだ。みんなで過ごそう。」



『本当に!?いいクリスマス迎えられそう!』

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- 106話なんですが、目覚まし時計が目指し時計になってました!! (2020年7月3日 15時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます!これから受験で思うように、更新できないかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると、幸いです。 (2020年1月10日 22時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
- 何回読み直しても、凄く面白いです! これからも更新頑張ってください! (2020年1月9日 23時) (レス) id: ca55126345 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年12月15日 11時

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