桜色のオーロラ姫【ダイゴ】part2

Princess　Aurora＊ ページ38

アクア団とマグマ団のよからぬ行動をしていないかをチェックするため。


そして、メガストーン収集のために私はえんとつやま近くでこれから行動することになった。




そう。


ここは、調査のための拠点_____。




「はぁ〜〜」




気持ちいい〜………。



ゆらゆらと水面が揺れている、この場所。



拠点は拠点でも、秘湯のある旅館だった。



人の少ない場所に建てられたここは、とても雰囲気の良い場所。


事の発端は、社長…そしてダイゴさんの父親であるムクゲさんが


「レックウザに襲われたり大変だっただろう、ゆっくり休むことも大事だから行ってきなさい」


とのことで。




えんとつやま近辺の調査ならいつもどおり野宿するので大丈夫ですと断ったところ、


「あ、もう予約したからね、

まぁ、お礼だよお礼。

ほい！じゃあ休んでおいで〜」


ぽいっと社長室から押し出され、言われるがまま、予約したというこちらの旅館にお邪魔してます。


ちゃんと別に、お給料も頂いてるのにこんな良いところに泊まらせてもらっちゃって……。



福利厚生っていうんだっけ、こういうの……？




「しゃぁうあぁ〜〜」



「おー溶けてる溶けてる。気持ちいい？」


「しゃう〜〜」



一般的なシャワーズは入るのか分からないけれど、この子はむしろ進んで温泉の中に入ってった。


なんだか、おじさんみたい笑


「えんとつやまでも面白そうな調査できるから楽しみだなぁ。メガストーンとか、あるかな？」


「しゃう〜？」


「わからないね、あるといいなぁ」

「しゃうっ！」

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