Princess Aurora* ページ30
「ダイゴさん!!
あのレックウザ、普通の姿じゃない!!」
「やっぱりそうか、僕が記憶してるレックウザの姿と少し違う……!!まさか!」
「メガシンカ、してるの……?!」
「……我々は、それほどにレックウザを怒らせてしまったのか」
フラダリさんはレックウザを見つめ、ポツリとつぶやく。
「ど、どどどどうしようハリさん!!」
「リマリ?!」
マノンちゃんとハリさんが、皆より少し離れた場所にいた。
レックウザは彼女たちの方を見ながら、何か破壊光線のようなものを放つ準備段階に入っている。
___まずい!!
「エルフーン!!"まもる"!」
とっさにボールを投げて指示を出す。
突然だけど、この子にしか任せられない。
私の声と、レックウザの破壊光線を放つタイミングはほぼ同時だった。
「えるー!!」
私の今の手持ちでは最速を誇るエルフーン。
なんとか間に合い、その攻撃からはマノンちゃん達を守ることが出来た。
「はぁ、良かった………」
「ありがとうエルフーン!Aさん!」
「マノン!!危ないから下がってろ!!
あと皆から離れるな!!」
「う、うん!」
「エルフーン、マノンちゃん達をお願いね!」
「えるぅっ!」
さて、マノンちゃん達はこれで多少は安全だろう。アラン君もかなり気を使っているみたいだし。
問題は___
「どうしよう……レックウザ、すごく怒ってる」
「とにかく、今は身を守るためにも戦うしかない」
そうだ。戦わないと。
ダイゴさんはメタグロス、そしてアラン君はリザードンを繰り出す。
「「___メガシンカ!!」」
2匹とも、メガシンカをする。
たしか、レックウザはひこう、ドラゴンタイプ。
なら!!
「グレイシア!チルタリス!!」
2匹をボールから出している間にも容赦なく、レックウザは攻撃を緩めることはなくて。
「ギュリリュアアッッ!!!」
また破壊光線?!
「"れいとうビーム"!!」
「チル!!」「グゥレイ!!」
息を合わせて対抗する2匹。
私をギリギリでかっさらってくれたチルタリス。
すごい、いつも寝てるけど、やるときはやる子だね。
「ぐぅれい?」
「うん、ケガしてないよ、大丈夫」
心配そうにすり寄ってくるグレイシアに、
ありがとうと頭を撫でてあげる。
「大丈夫かい?!」
「はい!!なんとか!!!」
でも一瞬、死ぬかと思いました!!!
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抹茶きなこ(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます…!全くそんなことないですよ!!!嬉しいです! (2021年11月29日 22時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 最初から最後まで一気読みしちゃった笑、、、待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年11月29日 14時) (レス) @page41 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶きなこ(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます、応援してくださって嬉しいです…!励みになります。少しづつ、続きの構想を練っているところです!更新頑張ります…! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶きなこ(プロフ) - ばなな味すむーじーさん» コメントありがとうございます!ほんっとに遅くなっているのですが少しづつ続きを書いているところです!早くお届けできるよう、頑張ります! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - とても面白い!これからも応援してます、更新頑張ってください! (2020年10月13日 11時) (レス) id: 297913b252 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2017年8月13日 22時