Princess Aurora* ページ29
伝説の巨石のオーラに圧倒される私とは反対に、フラダリさんとダイゴさんは冷静だった。
「チャンピオン、巨石の成分分析を」
「ええ、始めましょう」
研究チームの人たちがパソコンにすごい速さでタイピングしていく。
なんであんな速いんですか………私あんな速く打ち込めないなぁ。
どんどん巨石のエネルギーや成分について、データを入力したり解析をする研究員さん。
いやー……すごいなぁ。
まだ私はパソコンに慣れてなくて四苦八苦してるんだよ……。
機械には生まれてからあまり触れて育ってきたわけではなくて。
ダイゴさんの会社なんかは、あいてぃー化?が進んでいて全てがパソコン、データ上で………。
そこで自分は機械オンチだということ。
そして自分はあいてぃー化とやらがとても進んだ最先端を行く会社で、調査員となってしまったことに気づいたのだった。
「大変です!!!」
のんきなことを考えていると、研究員さんから緊迫した声が聞こえた。
「何、これ……?!」
よそ見をしている間に、エネルギーがさっきより強くなっていることに気づく。
「巨石に反応して、何か強いエネルギー体……いや、ポケモンが近づいてきて____!!!」
カカッ____!!!
ドオオオオオンッッ!!!!
研究員さんが言い終わるよりも先に、
大きな雷がすぐ近くに落ちた。
爆音と強い光に包まれて、目が開けられない。
「あれは……!」
目を開けると、そこにいたのは………
「あれは、確かホウエン地方の伝説のポケモンじゃなかったか……?!」
「うん……!!
あれはホウエン地方の伝説のポケモン、レックウザだ……!!」
「嘘でしょ……」
恐怖を感じるくらいに神々しい、レックウザが私達を睨みつけていたのだった。
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抹茶きなこ(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます…!全くそんなことないですよ!!!嬉しいです! (2021年11月29日 22時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 最初から最後まで一気読みしちゃった笑、、、待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年11月29日 14時) (レス) @page41 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶きなこ(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます、応援してくださって嬉しいです…!励みになります。少しづつ、続きの構想を練っているところです!更新頑張ります…! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶きなこ(プロフ) - ばなな味すむーじーさん» コメントありがとうございます!ほんっとに遅くなっているのですが少しづつ続きを書いているところです!早くお届けできるよう、頑張ります! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - とても面白い!これからも応援してます、更新頑張ってください! (2020年10月13日 11時) (レス) id: 297913b252 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2017年8月13日 22時