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Princess Aurora* ページ11




「ミクリおつかれ。

すごかったよ、さっきのリハ」


ミクリの控え室のソファにポフッと座る。



「ははっ、ありがとうダイゴ。


でも……



果たしてその目は、いったい誰を追っていたのかな?」




ニヤッといたずらっぽく笑うミクリ。



おそらくAちゃんばっかり見てたんだろう?



と、言葉にしなくても伝わってくるこの空気。






………こういうときは、無視だよ無視。





「はぁ……よくわかんないけど、

ふたりともすごいことには変わらないよ。



Aちゃんも、まさかここまでとは」



「多少はぐらかされた気もするが……まあいい。


そうだな、彼女は想像以上だったよ……!



思い出すだけでも美しい……」



うんうん。



「……私とミロカロス!!」

「そっちかい!!」




話がAちゃんなんだから、

どう考えたってAちゃんとシャワーズだろ……笑




いや、ミロカロスもミクリも確かにすごかったよ?






「ははっ、冗談だ。

ひさびさにダイゴがこんなにいきいきと、

まともな会話ができるのが嬉しくてつい、ね」



「まともって……失礼だなあミクリ。


僕の石のはなしのことはいつだって、まともな話だよ?」



「はいはい、わかったよ。」





そう軽くあしらわれる。





そんなこと言ったら、ミクリだってグロリアスとか言ってるじゃないか。





「それはそうとダイゴ。」


一変して、ミクリの声が真剣になる。




「なんだい?」



「Aちゃん、今夜のステージでおそらく名がホウエン中に知れわたることだろう。



彼女に変な虫がつかないように、守ってやれよ?

鋼の貴公子さん?」


「なっ……!!」





(まったく……!)




なんでそんなこと、といつものお見合い相手のことだったら言い返してた。



だけど、Aちゃんは違う。




今まで……



まったくもって、わいてこなかったこの感情。






(こう思うってことは……まぁ、)








──そういう、ことなんだろうな

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抹茶きなこ(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます…!全くそんなことないですよ!!!嬉しいです! (2021年11月29日 22時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 最初から最後まで一気読みしちゃった笑、、、待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年11月29日 14時) (レス) @page41 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶きなこ(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます、応援してくださって嬉しいです…!励みになります。少しづつ、続きの構想を練っているところです!更新頑張ります…! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶きなこ(プロフ) - ばなな味すむーじーさん» コメントありがとうございます!ほんっとに遅くなっているのですが少しづつ続きを書いているところです!早くお届けできるよう、頑張ります! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 50d51bebf0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても面白い!これからも応援してます、更新頑張ってください! (2020年10月13日 11時) (レス) id: 297913b252 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2017年8月13日 22時

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