鬼族の姫には妹がいた様です (ページ42)

今日:20 hit、昨日:11 hit、合計:84,305 hit

顔さけ女 4 ページ42

Aside
ナツメ「なにかって？」

アズサ「わかんないまぁどうせタチの悪いいたずらかなにかでしょ話はこれで終わりなにも買わないなら帰って帰って～」

そしてアズサさんは室内の花に水をあげ始める

アズサ「ちょっと綺麗に咲いていると思っていい気になっているけど今だけよぼやぼやしていると売れ残るわよあ～あ食虫植物なんてキモいの売れるわけないじゃんこんなところに並べないで隅っこでハエでも食わせておけばいいのに…」

ナツメ「そ…そろそろ帰ろっか」

アキノリ「そうだな仕事の邪魔しちゃ悪いしな」

トウマ「だね」

～～妖怪探偵団事務所～～

アキノリ「間違いない顔さけ女の正体は妖怪だ！今こそ俺たち妖怪探偵団の出番だ！」

ナツメ「でもアズサさんはあんまし怖がっている感じしなかったね」

ケースケ「いやいや他の人にとっては怖いって早くなんとかしようよ」

ナツメ「他の人っていうよりあんたが怖いんでしょ？」

ケースケ「うっ…」

トウマ「顔さけ女か…」

ウィスパー「どんな妖怪なんですかね？」

アキノリ「裂けた顔の奥にまた顔があるとか？」

ウィスパー「顔以外のところも裂けて牙を向いてくるとか！」

トウマ「噛まれたらそいつと同じ怪物になってしまうとか…」

ケースケ「！」

ナツメ「それかなり怖いんですけど…」

すると妖魔レーダーが鳴る

アキノリ「妖魔レーダーが …この場所は」

トウマ「行ってみよう」

～～古いビルの前～～
Noside
Aたちが反応のあった場所に行くとアズサさんがいた

ナツメ「アズサさ～ん！」

アズサ「？まだなんか用？」

アキノリ「ここって顔さけ女がでたところですよね？」

アズサ「え？そうだけど…」

アキノリ「また奴が現れます！すぐに逃げてください！」

アズサ「はぁ？なんでそんなことがわかんの？」

ケースケ「！でた～！」

トウマ「長いコートに長い髪」

アキノリ「ついに現れたな顔さけ女！」

～～ハルヤたちは～～

ハルヤが小さな滝に手をかざすと別の空間へと繋がった

ハルヤ「来い」

フクロウ「はっ」

ハルヤとフクロウはその空間へと入る

するとそこには巨大な桜の木があった

その桜はピンク色に光り輝いていた

フクロウ「なんと…この桜は一体…」

ハルヤ「やはり姫様方は近づいてきている」

この時ハルヤたちは気づいていない

桜の花の一部がピンク色ではなく青色に光り輝いていることに