鬼族の姫には妹がいた様です (ページ35)

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わらうドッグマン 6 ページ35

Noside
ラッキー「知らないワン電柱折ったりテレビを壊したりしたことなんて一つも覚えていないワン …ってしっかり覚えているやないか～い！」

ケースケ「あ！ノリツッコミ！」

ラッキー「ワワン？そうだワン！こうしちゃいられないワン！」

ラッキーは移動する

～～コンビニ前～～

ラッキー「僕昔はあのうっちゃんにすっごく可愛がってもらっていたんだワン」

ナツメ「あの店員さん？」

ラッキー「本名は内田(うちだ)君っていうんだワン」

ケースケ「内田？」

ラッキー「うっちゃんは昔からお笑いでトップを目指そうとがんばってきたんだワンうっちゃんと出会った時のことは今でも覚えているワン」

～～回想中～～

うっちゃん「おい大丈夫か？」

生前のラッキー「ワォン？」

ラッキー「捨てられていた僕をうっちゃんが拾ってくれたんだワンうっちゃんは自分もお金がなくて大変な時だったのに僕を育ててくれたんだワン」

うっちゃん「かわいいな～お前お前の名前はラッキーだラッキーが舞い込んで俺が売れるようになっていうかお前と出会えただけでもラッキーだったがな」

ラッキー「すっごく嬉しかったワンうっちゃんはいつも僕を可愛がってくれたワンいつも一緒にいてくれたワンある時うっちゃんが新しいネタを思いついたんだワン」

うっちゃん「ただいま～」

と言いながらうっちゃんは犬の被り物を被って入ってくる

生前のラッキー「！」

うっちゃん「ハハハッびっくりしたか？ラッキー？お前を見ていて思いついたんだ！このキャラで俺は売れてみせるからな！」

～～回想終了～～

A 「犬の被り物をした芸人さんってたしか…」

ラッキー「芸名は犬蝮三大夫(いぬまむしさんだゆう)だワン」

ケースケ「え？マジ⁉ その人なら知っている！」

アキノリ「俺も」

ナツメ「私も」

トウマ「結構有名な人じゃあなかったっけ？」

ラッキー「その通りだワン犬の被り物を被って毒舌を言うピン芸人だったワン …でも今は…」

ケースケ「そういえば最近見ないね」

ラッキー「テレビなんかでは一発屋って言われるようになっちゃったワンもう一度売れようってうっちゃんはがんばっていたワン僕すっごく応援していたんだワンでもちょうどその頃…僕は交通事故で… 僕はうっちゃんに恩返しがしたかったんだワン自分が大変な時でもいつでも優しくしてくれたうっちゃんできれば一緒にお笑いをしたかったんだワン」