鬼族の姫には妹がいた様です

恋する人体模型 2 ページ22

〜〜小学校〜〜
Noside
ケースケは妖怪ウォッチエルダをつけて歩いていた

ケースケ 「はぁ… 調査しろって何をどうすればいいんだよ…」

タンク 「ケースケ！」

ケースケ 「！ どうした？タンク？」

タンク 「コージの奴がマナミを怒らせた！」

ケースケ 「え⁉」

〜〜理科準備室〜〜

コージ 「ごめん！マナミちゃん！クラスの女子からマナミちゃん 人体模型が好きだって聞いたから…」

マナミ 「えぇ好きよ なのにどうしてこんな落書きするの！」

コージ 「これは落書きじゃあなくて愛の告白だよ〜」

マナミ 「こんなの告白じゃあなくてただの悪ふざけじゃあない！こんなことしたら人体模型君がかわいそうでしょう？私 コージ君大っ嫌いだから！」

マナミは理科準備室を出て行く

コージ 「人体模型君って…」

タンク 「コージ はっきり言うぞ」

ケースケ 「お前の青春は終わった！」

コージ 「はぁ…」

タンク 「そう落ち込むなって」

コージ 「あのなぁ！告白にはインパクトが大事だってアドバイスしたのはタンクだからな！」

タンク 「そうだったか？ まぁいいじゃあねぇか！ペンギン堂のアイス奢ってやるから！」

ケースケたちは去る

すると理科準備室にあった人体模型が突然喋り出した

人体模型 「参ったなぁ… この落書き消えるかな？でも僕のために怒ってくれたマナミさんの顔 かわいかったな〜 ん？まてよ？あの顔前にも… やっぱり気のせいかな？」

〜〜小学校の外の木の上〜〜

フクロウはとある女子児童に向かい矢を放つ

だがその矢は女子児童には当たらず人体模型に刺さる

人体模型 「あっ…」

フクロウ 「！」

フクロウは消える

人体模型 「マナミさんはコージが大嫌い コージ 僕に落書きをした…許さない フフフッ 殺す」

〜〜コージは〜〜

コージは誰かからの手紙をもらっていた

コージ 「コージ君へ 非常玄関で待っています…か 誰からの手紙だ？」

？ 「コージ君」

コージ 「？」

コージは声のした方へ行く

すると上から植木鉢が落ちてくる

それをコージはギリギリ避けた

コージ 「あぶねぇ〜」

〜〜小学校内〜〜

コージは廊下を歩いていた

コージ 「？ ワックス？」

？ 「コージ君」

コージ 「？」

コージは声のした方を覗く

すると誰かに背中を押され階段を落ちていく

コージ 「え？」

コージは後ろを向くがそこには誰もいない

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