鬼族の姫には妹がいた様です (ページ14)

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もったいない男 2 ページ14

Noside
アキノリ「ん？」

ナツメ「どうかした？」

アキノリ「今気づいたけど被害者の書き込みには共通点があるな」

トウマ「共通点？」

～～ラーメン店店内～～

アキノリ「うすらぬらの書き込みによるとここのラーメンを食べきれなくてもったいない男が出たって証言が多いんだ」

店員「お待ちどうさま」

アキノリ「お！」

店員「こちら超メガ盛りラーメンですはいこちらもこちらも」

ナツメ「うわぁ…普通に食べきれないでしょこの量は…」

A 「だね…」

アキノリ「まぁとりあえず食べようぜ」

～～しばらくして～～

ナツメ「ごちそうさま～意外にペロッといけちゃったよ～」

A 「私も」

アキノリ「食った食った～あ…あぁ！食べ残さないともったいない男は出てこないんだった～！」

ナツメ「そっかトウマは？」

トウマ「ごちそうさまでした」

アキノリ「ん？」

トウマ「なに？」

アキノリ「それって普通サイズ？」

トウマ「そうだよ」

ナツメ「も～うこれじゃあ調査にならないじゃあない」

トウマ「だって僕もともと少食だし… ケースケのラーメンは？」

アキノリ「お！」

A 「そっか」

ケースケは辛そうにラーメンを食べていた

ナツメ「無理しないで残したら？」

ケースケ「全然食べられるし」

ナツメ「確かに全部食べないともったいない男が来ちゃうもんね～」

ケースケ「そ…そんなのいるわけないし！」

ナツメ「だったら残しても大丈夫じゃあない？」

ケースケ「ま…まぁ食べ過ぎは体に毒だし今日はこの辺にしておこうかな～」

ケースケは箸を置く

もったいない男「もったいな～い」

ケースケは向こうの席にいるもったいない男を見つける

ケースケ「うわぁ！姉ちゃんあっちの席に変なのがいる！」

ナツメ「え？」

ケースケ以外のみんなは後ろを見る

ナツメ「誰もいないじゃない」

ケースケ「え⁉ あ… な…な～んだただの見間ちが…」

ケースケが下を向くとそこには向こうの席にいたもったいない男がいた

もったいない男「もったいな～い」

ケースケ「うわぁーっ！」

ケースケは椅子から立ち上がる

ケースケ「そ…そこ！テーブルの下！」

Aはテーブルの下を見る

A 「なにも見えないよ？」

ケースケ「いやいやいやいるって！きっともったいない男だよ！」

するとケースケはアキノリトウマの背後にいるもったいない男を見つける