君が隣で笑ってくれるから - Ryouhei.A

ROT ページ35

you side





連続ドキュメンタリー番組で取り上げていただけた私達



各々がスタッフさんからの質問に答えていく中



私はずっと思っていた気持ちを吐露した





『私は…私自身が皆の足を引っ張る存在だとずっと思ってました。』






SnowManの中での唯一の女性メンバー





そしてSnowMan内だけでなく事務所初でもある事から




好奇の目をむけられることは多かった





『私の存在のせいで甘く見られてしまう…というか』





神崎がいるから贔屓されてるんだろ




女がいるだけで仕事来るから楽だよな





数々の陰口を聞いてきた





『皆の実力で勝ち取ったステージ、出番でさえもバカにされることもやっぱりあって』





皆の努力の結果なのに私のせいで、




『…それが、悔しくって…もどかしくて、っ…！』




何度も思ったこの6人の傍から離れた方が良いんじゃないか




何度も来るファンレターに見せかけた脅迫まがいの手紙、電話



『けど、皆で夢を叶えるって…約束したから、それに』




怖気付くその度に皆は支えてくれて




私も支えたい 、SnowManに貢献したい




『メンバーが私を1番に支えてくれました。だから、それからは……もう辞めたい、抜けたいって1度も言わなくなりました』




新メンバー加入の時も、新しくSnowManを応援してくれるファンの方に批判される事も沢山あった




『新しく目黒、向井、ラウールの3人が入ってきてくれてまた新しい姿を魅せることが出来て嬉しく思います』





それでも負けない、応援してくれる人の方がきっとおおい




私を応援してくれる人を、SnowManを応援してくれる人を笑顔にさせるのが私の役目




皆からの愛を受け止めて…沢山何倍にもしてお返しする




『今までのSnowManも今のSnowManも、そしてこれからのSnowManも』




苦しい事も悲しいことも悔しい事も、




嬉しいことも楽しい事も




全部全部、10人いや、10人と支えてくれる人皆で



わけあって乗り越えて、進んでいくべきだから




『皆で幸せになる、その気持ちを持って皆で頑張って突き進んでいく事に変わりはありません。』





全て言いきれた、そう思ってふと目線を上げカメラの方に目をやると



その奥に居たみんなが笑ってくれていた





『この10人だから、頑張れる。……皆を幸せにすること誓います』




皆に伝われ、この思い

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