君が隣で笑ってくれるから - Ryouhei.A

- ページ19

渡辺side




目黒が俺らの状況を見るやいなや


「しょっぴーずるいっすよ…A、俺にも構ってよ」


とかAに言い出すし、そうはさせまいとAに抱き着く力を強くする


神「ふふ、今は翔太の時間みたいだから…また後で、ね？」


なんて上手く交わすA。後でとかやめろよ、ずっと俺でいいじゃん


『は、後でとかムリ。今日はずっと俺のだから』


目「…は、そんなの俺もムリ」


ラ「なにこの喧嘩」


神「もう…そんな事で喧嘩するなら私2人じゃなくてラウちゃんのとこ行く」


なんて不意に俺の腕からすり抜けてラウールの所に行こうとするA


『え、ごめんって！嘘だから！……もうちょっとだけ』


なんてポロッと本音が出てしまえば


神「最初っからそう言いなさい」


お母さんみたいなことを言えば俺のとこに戻ってきて再び抱きしめてくれる


『…ごめん』


神「ふふ、いいよ？…めめごめんね？また後でね」


目「…絶対すよ」


ラ「めめ、こっちいこ！後でAちゃん来てくれるから」


なんてラウールが目黒を連れて行って他のソファに連れていく


神「どっちがお兄ちゃんなんだか…もう、この子も、ね」


と言えば抱きしめていた手を緩めて俺の頬を両手でむにむにする


『…んん、うるせ』


神「かあいいね」



……Aにだけだよ、こんなに甘えんの



とか思ったけど流石に恥ずかしいから言うのはやめたそんな時





岩・向・佐「「「何してるん？！/なにしてんの？/何事でやんすか？！」」」




『…zzz』




3人が最後に楽屋に入ってきてワーワー喚き出したけど寝たフリで聞こえない事にする


それが分かってるのか分かっていないのか


神「ごめんね？翔太ねてるから…少しだけ…シー、ね」



なんて3人に言ってるみたい



岩「…ん、今は許すわ」


佐「わかった。A、俺にもあとでギュッでしてね！」


向「はあい…じゃあ写真だけ撮らせてな！」


神「シャッターの音で翔太おこさないでよー？」


向「まかせといてや！」



そんな会話に少し笑ってしまって身体を揺らしてしまった。あ、やば、バレた？なんて思ってたら



神「…しょうた、大丈夫みんなにはバレてない」


なんてぎゅーっとしながら俺の耳元で囁くA



『……っ、//』


Aにはバレてたのか、と少し恥ずかしくなって





きゅ、ともう少しだけ抱きしめる力を強くしてやった



" たまには 君を独り占め "



--


区切る場所完全に間違えた…

クリスマスパーティー→←君を独り占めしたい - 渡辺翔太

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す