心 に 残 し て く れ た モ ノ 全 部 ページ24
「その日を堺に、私の心の中に〝 別 れ る 〟という言葉がずっとあった。」
「だけど、その時にそんな決断が出来なかった私は、その言葉を心の奥にしまい、そっと沈めた。」
「そして、夏休み入って…望くんとデートの約束をした。2人で買い物に行く事を決めて。そしてその日、家を出る直前に望くんから電話がきた。」
「『今日、仕事で無理になった…ごめん。』って…私は、望くんが気を使わないように、『全然、大丈夫だよ。また今度、どこか行こう。』って言った。」
「だけど、それでも…少しは傷ついた。望くんのために緩く巻いた髪も、慣れないメイクも、早起きして頑張ったのにって。」
「だけど、望くんの夢のため。そう思うと、自然とその悲しさはなくなった。」
「それから何回か、望くんとデートに行った。もちろん、幸せだったし、私の心も満たされてた。」
「だけど…近くの花火大会に行った日、心の奥底にあった〝 別 れ る 〟の言葉が、浮び上がってきた。」
そう、あれは確か…8月26日の花火大会。
186人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - のんのんさん» ありがとうございますっ!歌詞、足りるかな…笑 完結には絶対持って行くんで、これからも宜しくお願いします!!(´˘`*) (2017年1月15日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - あと13話程? 頑張って下さい! (2017年1月15日 1時) (レス) id: 270b514508 (このIDを非表示/違反報告)
R y u h e i × R y o .(プロフ) - 桃jasさん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですが、これからも宜しくお願いします(*^^*) (2017年1月13日 1時) (レス) id: 8f69a758db (このIDを非表示/違反報告)
桃jas - この小説好きです!! (2017年1月12日 18時) (レス) id: e36cd9e327 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:R y u h e i × R y o . | 作成日時:2016年12月29日 2時