小さいけど大事件 ページ48
ガッッタン!!
貴/愛「「!!?」」
静かな日曜日の朝
突然勇次郎の寝ている寝室から大きな物音がした
その大きな音に、わいわいと談笑していた私たちは行動を停止させてしまう
貴「.......えっと、泣き声が聞こえるけど空耳ですかな」
愛「.....あいつの部屋から......するな」
私と愛蔵は静かに立ち上がると勇次郎の部屋に向かった
ーーーーーーーーーーーーー
貴「............」
愛「........え」
勇「.........ッグス.....」
ここで私達が硬直しているのは勇次郎が泣いているからではない
.
........縮んでいるからだ
具体的に言うと、年齢が巻き戻ったというか.......まあ要するにショタ化
貴「えっと......勇次郎くん?」
勇「.....?......(コクン)」
っ...!?わあああっっ!!!?!!
今現在勇次郎の年齢は恐らく3〜4歳。ベッドから落ちて何処かぶつけたのか泣いていた。即ち涙目
私達が来てビックリしたのか涙は止まっていたけど。何処か警戒しているようで
かぁわいいいい!!!!やぁばああいいい!!!
貴「ゆうじろ.......あ、私が分かるかな?」
勇「.........だえ?」
記憶まで巻き戻っているのだろうか?
ていうかヤバイ.....可愛すぎて会話が出来そうにない......こらえろ、私
それにさっきから赤い顔で興奮しまくってる私を見て愛蔵が若干引いてるんだよ!!止めて!!私はショタコンとかじゃないからね!
取り合えず、ミニ勇次郎の保護をせねば
すっ、と手を差し出すとビクッと震え出す勇次郎
次の瞬間、あろうことか勇次郎は愛蔵に駆け寄ったのだ。目に涙を溜めて私を見つめている
.......え(汗)
嘘でしょ!?あの....あの勇次郎が!!愛蔵に!自分からくっついている!?!!
いつもいつも勇次郎は何を言っても冷たく返してくるのに.....まじか!!
それにまさか.....私は.....警戒されているのかあああ!!!
愛「おー、こんくらいならマシなのにな」
愛蔵は自身の足に腕を絡ませてビクビクと怯えていた勇次郎を軽々と抱き上げた
やけに筋肉質なその腕にちっちゃい勇次郎を乗せるとふわっ...と笑う
あらま、パパだ。イクメンだ
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ソーダ - 凛さん» うわああああ!!!ごめんなさい!!更新遅すぎた上に内容が.....イマイチで.....(泣)ありがとうございます凛さん!!! (2018年5月22日 18時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
凛 - お話でした!すみません.... (2018年5月21日 19時) (レス) id: 9ba27b7b63 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - おぉぉぉ!やっと更新されましたね!!小さいけど大事件お気に入りなので嬉しいです。これからも、キュンキュンするおナシを作っていってくださいねー応援しています! (2018年5月21日 19時) (レス) id: 9ba27b7b63 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - カノン♪さん» ひえー!!すんません恋始ばっかり更新しているもんで今気付きました(泣)!!ほんとありがとうございます!!『小さいけど大事件』はあともういっこ続きを更新するので少々お待ちを!!! (2018年4月23日 23時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
カノン♪ - なんなんですか!この作品は!神すぎやしませんか!?お気に入りは『独占欲と所有欲』と『小さいけど大事件』です!更新ガンバです!!ソーダさんの作品見ないと一日が終わりません! (2018年4月18日 17時) (レス) id: 68b3d0d765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソーダ x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年10月6日 23時